映画誕生へのオマージュ 「ユゴーの不思議な発明」
先日、「人生はビギナーズ」を観に行った時(これもとても良い作品でした!)に大行列ができていた「ヒューゴの不思議な発明」。
3Dの評判が良く、スコセッシ監督ということもありとても気になって
初の3D映画体験になるかもなーと思っていました。
翌日、本屋さんに行くと原作の「ユゴーの不思議な発明」が山積み。
何気なく手にとってみてびっくり。
こんな本だったんだ…
2007年に出版され、訳書もその頃に出ていて
コールデコット賞を受賞していたそうですが全然知らなかった。
映画が面白かったら、時間ができた時に読んでみようかな。
そう思って本屋さんをあとにしたものの、どうしても気になって
結局引き返してしまいました。
映画を観るとイメージが定着してしまうし、
やっぱり原作はまっさらな状態で読んでみたいなと思ったので。
家に帰ってページをめくると
あっという間に引き込まれて一気に読了。
レビューはブクログに書きました。
特に映画好きな方々にはイチオシの作品です。
ブクログレビュー 「ユゴーの不思議な発明」
何も知らず子供向けかなーという先入観があったのですが
これは映画誕生の歴史を少しは知っている人でないと
本当の意味では楽しめないのではないかと思います。
古き良き時代を知る、昔からの映画ファンの方々にこそ
強くオススメしたい作品です。
(…と言いつつ、私はその時代を生きていないわけですが)
今、初めて映画の予告を観てみましたが
イメージぴったりで何だかすごくワクワク。
しかし「えー、ここ見せちゃうの?!」という部分も(^-^;)
ネタバレの尺度って難しいですね…
(レビューを書くときにも、いつも悩む点ですが)
どことなく「ニュー・シネマ・パラダイス」を思い出す部分もある。
失われゆく時代を引き止めようとするような。
原作は、そんな映画愛にあふれた作品でした。
ただ、絵を堪能するには文庫はやはり小さいのが難点。
現在品切れのようですが、
原書のハードカバーも欲しいなと思っています。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 愛を読むひと(2012.11.01)
- 最強のふたり(2012.10.26)
- それでも、愛してる(2012.10.16)
- カウリスマキ監督特集-「浮き雲」(2012.07.01)
- 「ミッドナイト・イン・パリ」(2012.06.07)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【アプリ】 図書館日和(2012.11.16)
- ベストセラー翻訳の裏側(2012.11.05)
- 【仕事関連】 読書メモ(2012.11.02)
- 愛を読むひと(2012.11.01)
- それでも人生にイエスと言う(2012.10.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
へぇ~
ほんとうですか
あした他のものを見る予定にしていたのですが
断然、気が変わりました
役立つ嬉しい情報をありがとうございます
投稿: あけみ | 2012/03/04 20:01
>あけみさん
わ、何だか責任重大な感じ…(笑)
映画のほうはまだ観ていないので
もしハズしてしまったらすみません!!
楽しい映画鑑賞になりますように~(^^)ノシ
投稿: うっちー | 2012/03/04 23:33
観てきました
うっちーさんが感じられたように
とっても良い映画でした
懐かしい映画、思い出されるこどもの頃
最近、映画事情に疎いので
この映画を全然気にしていなかったのですが
教えてもらって、しあわせでした
改めて映画の素晴らしさを思いました
うっちーさんに感謝!!!です
投稿: あけみ | 2012/03/05 13:52
>あけみさん
期待を裏切らない映画でしたか!
良かったです~。
友人たちの間でも大絶賛なので
これは何としても観に行く時間を作らねばと
思っています。
感想、教えてくださってありがとうございます♡
楽しみがまた増えました(^^)
投稿: うっちー | 2012/03/08 14:36