第21回JTF翻訳祭に行ってきました
個人としては去年初参加したJTF翻訳祭、
今年は某メルマガの抽選に当たり無料でご招待いただきました(^^)v
会場に着いて朝イチから、
知財翻訳の講座をご一緒していた方々と意外な再会。
そして普段から交流のある同業の友人知人も続々と。
これだけでも、行って良かったなーと思ってしまう私です。
元勤務先だった会社が毎年出展していることもあり
去年は「翻訳プラザ」にいた時間が結構長かったのですが
今年はバタバタしていて全く立ち寄らずに終わってしまいました。
ちょっと心残りです。
ランチは久々にお会いした帽子屋さんを交え大人数でワイワイと。
(帽子屋さんの翻訳祭レポはこちら)
おかげさまで、また新たな出会いがありました。
夜は10人前後で入れ替わり立ち替わり打ち上げ飲み会。
翻訳にかかわる立場や、分野なども全然違うメンバーで
あまり翻訳に関係ない話もたくさんしつつ楽しく〆ました。
広島や大阪からの方もいらっしゃって、
遠いはずなんだけど結構会ってるなーなんて思ったり(笑)
不思議な距離感です。
一年ぶりの翻訳祭。
一年ってあっという間だなーとしみじみ。
そして、たくさんの出会いと続いているご縁に感謝。
はっ、真面目な報告をしようと思いつつ、ついつい日記に。
「楽しい」「嬉しい」が原動力なもので。
雰囲気だけでも伝わればいいかなーと思います。
そして、「来年は行ってみようかな」と思う方がいらっしゃれば
嬉しいです(^-^)
セッションは、多数同時進行している中から
好きなものを聞きにいく形式です。(プログラム内容はこちら)
去年は自分のフィールドである映像や特許の話を聞きましたが
今年は、なかなか聞けない分野の話を聞きたいなと思っていました。
私が聞いたのは以下。
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○トラック6 セッション1
「新薬開発現場の担当者と翻訳会社経営者が語る、翻訳者の評価とは」(パネルディスカッション)
メディカルに限らず、どの分野にも通じる話も多く
クライアントと翻訳会社の本音バトルで面白かったです。
朝イチから熱いコマでした。
ちょっとどこまで書いていいのか分かりません(笑)
○トラック5 セッション2
「プロ翻訳者に聞く! 法律翻訳入門」
普段から仲良くしていただいてるキャシーさんの講演ということで
楽しみにしていました。
法律翻訳はまったく未知の世界でしたが、とても分かりやすくて
ところどころスライドに現れる大阪弁で笑いをとりつつ、あっという間。
今年から契約書の「不可抗力」の項目に
「放射能汚染」がよく出てくる、というお話も。なるほど…
音声入力で翻訳すると一日の作業時間が2時間ほど削れるなど
具体的なお話も興味津々でした。
○トラック1 セッション3
「品質に満足ですか~良い翻訳品質を腕組みせずに考える~」
こちらも、普段から交流のある齊藤氏の講演でした。
夜は飲み会でご一緒し、かなり緊張されていたそうですが
全然そんな風には見えず、質疑応答も盛り上がっていました。
顧客アンケートの分析の仕方や、
顧客からのクレームの具体例などとても興味深かったです。
ご本人のブログに他セッションも含めレポがあります。→こちら
○トラック3 セッション4
「メディカル翻訳者からみた、お付き合いしたい翻訳会社とは」
このコマは、特許も出版も気になってとても迷ったのですが
最近買った本の著者の方がスピーカーだったので
こちらを聞きにいきました。
コーディネーター向けとなっていましたが
翻訳者にとって有益な情報が盛りだくさんだったと思います。
眠気のピークだったはずが、すっかり目が覚めました。
「製薬企業は、薬で入る人と英語で入る人がいる。
どちらもできる人はすごく少ない。
両方満たすプロの作品が欲しいから翻訳会社に発注するわけで、
添削している暇はない。」
どの分野にも通じることだと思いますが、忘れられない一言です。
******************************
一部のセッションでは
詳しい実況をしてくださった方もいらっしゃいました。
こちらにまとめがありますので、興味があるかたはぜひ。
Togetter: JTF翻訳祭2011
だらだらと長くなってしまいましてすみません。
とても有意義で楽しい一日でした。
そしてお会いできた皆様にあらためて感謝です。
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