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2011年5月の記事

2011/05/04

震災からもうすぐ二カ月…

マイナスのエネルギーってすごいな…と、最近しみじみ思います。

震災後の日記は、我ながら動転していて見苦しく
何度も削除しようと思いましたが
自戒も込めて残しておこうかと思います。

家族も見ているブログなので安心させたい一方で
世間に対して危機を訴えたい気持ちもあり
でも明るく復興を目指さなきゃ!なんて思ってみたり
もうメチャクチャでした…

嫌な思いをさせてしまった方がいらしたら、
申し訳ありませんでした。

もちろん、今も本音は変わっていません。
報道が少なくなってきて、
忘れられやしないかと不安はふくらみますし
これ以上原発を増やすのにも反対です。

でも、けんか腰な人々を見ていると
これが果たして明るい未来につながるのか…?と
疑問ばかりが浮かぶ今日この頃です。

反原発派、原発推進派に分かれて
罵詈雑言を浴びせ合う様子を見るにつけ
こんなことが何のプラスになるのだろうと思います。
世間の人々にも「関わりたくない」とそっぽを向かれるばかりです。
私自身、マイナスのエネルギーを浴びすぎて
すっかり疲弊してしまいました。

もっと前向きな話し合いってできないものでしょうか。
相手をやり込めるのが目的になっているような…

全員が完全に安全なところに避難して、
家も仕事も用意されて…なんてことが無理な以上、
現実を受け入れつつより良い道を探っていくしかない。
簡単には解決できない事情が山ほどあります。

風評被害や差別は確かに身近で聞きますが
応援してくれる方々がいるのも事実。
前向きに頑張ろうとしている人が大勢いるのも事実。
今も福島浜通りで私の家族や知人が生活しているのも事実。

ただ泣き叫んだり怒りをぶつけたりしても
何一つ良い方向には向かないことを痛感しました。

今後は、冷静に情報収集をしながら
静かに自分にできることをやっていこうと思います。
たとえほんの小さなことでも。

そして、ひどい状態だった私に声をかけてくれた人、
メッセージをくれた人たちには
お詫びと共に心からの感謝を。

陳腐な言葉ですが、「一人じゃない」と感じられるのは
あの時の私にとって大きな救いでした。
署名の呼びかけにもたくさんの反応をいただいて
本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。



マイナスのエネルギーと言えば
ビンラディン殺害のニュースもそうですね…
まさしく負の連鎖。

スピルバーグの映画「ミュンヘン」を思い出しました。
あの作品で、救いようのない負の連鎖の中、
唯一希望の光に見えたのは
太陽の下で遊ぶ子供たちの笑顔でした。

子供たちの未来は何としても守りたい。
そう願ってやみません。

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