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2010年10月の記事

2010/10/13

秋の夜長に…「恋人たちの予感」

毎年、肌寒くなってくると観たくなる、大好きな映画2本。
「恋人たちの予感」と「ユー・ガット・メール」。
つい最近、どちらも連続で観なおしてしまいました(^-^)

絶頂期のメグ・ライアンが本当に大好きで。
…といっても、この2本はけっこう公開年が離れているんですね。
前者が1989年、後者が1998年。

「恋人たちの予感」なんて、恋愛映画の定番だと思ってたけど
気づけばもう20年以上前の映画。
知らない人も、たくさんいるんだろうなぁ…
そんなことをぼんやり思いつつ、ブログに載せておこうかと^^


○「恋人たちの予感」

男女間に友情は成り立つか、というテーマで
よく持ち出される映画。
要は、10年越しの友人だった男女が恋人同士になるお話。

男は終始「男女の友情なんて成り立たない」と主張し
女はその逆を主張します。
で、結果的には恋人同士に。

男と女では当然感想が違うし、
同性と話していても意見が分かれることが多い映画です。
学生時代に、男女でわいわい鑑賞したりもしましたねー。
そして、ああだよ、こうだよ、と言いあったり。

男女間に友情は成り立つか…
この映画の結論は「成り立たない」だと言う人が多いけど、
あくまでも一例でしかないわけで。
答えなんてないよねー、って言うと身も蓋もないですが、
私は今も昔も成り立つ派です。

でも友達から恋人になることだって、もちろんあると思う。
これをあり得ない、という女友達も多いですけど。

今回も、同じ映画を観ながら
映画友達とあれこれ感想を言い合うのが楽しかったな。

そういうことを楽しむためにある映画なのかもしれないですね。
いくら意見をぶつけ合っても、
男女の感覚の違いなんて永遠に平行線。
でも、だからこそぶつけ合うのが楽しい。

…なんて思えるようになったのは最近ですが(笑)


サリーとハリーが電話で話しながら
テレビでやってる「カサブランカ」を観るシーン。
あれが昔から大好きなんです。
同じ映画を観ながら女心について議論するも、
ちっとも意見が合わない。
でも、そんな二人はとっても楽しそう。

この映画が私たちに贈りたかったのは
そういう時間なんじゃないかな、なんて。

「一日の最後におしゃべりしたいのは君だ」
そんな相手にめぐり逢えたら幸せですね。


紅葉のNY、雪景色のNY、
どちらも本当に美しくて魅せられます。

「ユー・ガット・メール」についても書こうと思ったのですが
長くなってしまったので、たぶん次回…たぶん(笑)

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2010/10/07

「リービング・ラスベガス」

全てを失い、死に場所を探すアル中の男(ニコラス・ケイジ)と
誰かに愛されたい、純粋な心を持つ娼婦(エリザベス・シュー)。
この二人の純愛を描く物語…といえばいいのかな。
(個人的には抵抗ありますが)

二人の関係が始まるときに男が言う言葉が重いです。
「決して、俺に酒をやめろと言うな」

そして、女はその言葉に従い続ける。
酒浸りで苦しむ男に寄り添い、
文句も言わず、説教もせず、ただ支え続ける。
自らは娼婦の仕事を続けながら。

女の純粋な愛情は、痛いほど感じます。

でも、男は?

男は好き勝手やってるだけ。
「君は僕の天使だ」なんて言ってるけど
一人でいたくなかっただけ。
誰かに甘えたかった、依存したかった、それだけに見えます。
甘やかしてくれる相手なら誰でも良かったんじゃないかと。

だって、彼女を思って
彼女のために何かをする、ってことが一切ない。
自分の主張ばかりで、ほんとにただの駄々っ子です。
しかも死にたいと言いながら、一人で死ぬ勇気もない。

この主人公をかっこいいという人の気持ちが分からないな…
男性像として、かなりリアルではありますけど(笑)

逆に、女が可哀想すぎて泣けてきます。
もっと幸せになれるはずの、魅力的な女性なのに
つらい展開ばかりでせつなすぎる。
女がひどい目に遭っているとき、
男は支えるどころか気づきすらしないし。

女は、男を愛したがゆえに
必死で相手のことを分かろうとしています。
理解して、受け入れて、許して…

でも残念ながら男は、女が抱えている闇を
一切理解していないように思えました。
自分のことで精一杯で、分かろうともしていなかったような。


ニコラス・ケイジがアカデミー主演男優賞を獲っていますが
エリザベス・シューが獲れなかったなんて!
と憤慨したくなるほど、彼女の演技が素晴らしかったです。

しかし「純粋な心を持つ娼婦」って、本当によく見る設定…
男の究極の理想(もしくは妄想)なんでしょうね。

いろいろ書いちゃいましたが、映画自体は面白いですよー。
音楽とか、夜のラスベガスの雰囲気が最高です。

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2010/10/03

翻訳お役立ちブログ

映像翻訳ではお世話になることのない、
Tradosをはじめとする翻訳支援ツール。
使い方はいろいろと奥が深いらしく、
苦労している話もよく聞きます。

そんな話題に関して、
懇切丁寧に解説してくれているブログがあります。
開設されたばかりにもかかわらず、
既に記事が大充実してきていて驚きです。
タイトルには目をつぶってください。

「七転八倒バナナ」

私は実務系の仕事もやっているので
いずれお世話になることがあるかも…と思いつつ
今はさらっと目を通すばかりなのですが。
今のところ「正規表現」の話題が圧倒的に多いですね。

"助詞の連続"に関する記事などは
字幕制作の観点からも興味深かったです。

見逃せないのは、
毎度盛り込まれるくだらないオヤジギャグの数々。
今のところ、私が主にチェックしているのはココです。
ダメな人はダメかもしれませんw

冗談はさておき、ご本人とも何度かお会いしていますが
とても愉快な方です。
そしてツールの話題にめちゃめちゃ詳しい。
「楽に仕事を進めるための努力は厭わない」がポリシー。

コメントや質問など大歓迎してくれると思いますので
興味のある方はぜひ訪問してみてくださいませ。
ギャグを交えるとさらに喜んでくれるかもしれません。

もう一つ、写真が趣味ということで
素晴らしい写真の数々も見逃せません。
お天気がいい日に誰かが「空の写真が見たいなー」と言えば
5分以内に一眼レフで撮ってくれたりする方なんです(笑)

最後に、この方のブログの
「マイブログリスト」も要チェックですよー!
こちらもほとんど同業者の方ばかり。

仕事に役立つ記事や、美しい癒やし写真、
息抜きに美味しいお店情報のブログなど
バラエティに富んでいます♪
私もいつも仕事の合間に楽しませてもらっています。

珍しく、オススメブログの紹介などしてみました。
初めてかも?!(笑)

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