たぶん最後の御挨拶/東野圭吾
昨日は、久々に読書しながら朝を迎えてしまいました。
そんなつもりはなかったのに、つい夢中になり…
たぶん最後の御挨拶 東野 圭吾 文藝春秋 2007-01 by G-Tools |
乱歩賞作家・東野圭吾さんの自伝的エッセイ集です。
生まれたときから今までの年譜から始まります。
大手企業に勤めながら、仕事の合い間に書き続け
3度目に乱歩賞を授賞。
そのあたりが、とても興味深かったです。
そして、直木賞落選の日々。
決して暗くならず、軽いタッチで書かれていて
気持ち良く一気に読んでしまいました。
自作に関するコメントが全て読めるのも面白かった。
(彼の作品は、8割がた読んでいます)
やっぱり、評伝や自伝って面白いです。
昔から伝記ものって好きだったんですけど、
自分がくじけそうになった時とか、道に迷った時とか、
いろんな人の生き方を読むことで勇気付けられることが多いです。
今、注文中なのは、星新一氏の伝記本。
星新一 一〇〇一話をつくった人 最相 葉月 新潮社 2007-03 by G-Tools |
教科書に載っていた「繁栄の花」に始まり、
一時期夢中になって読んでいたものでした。
こちらも楽しみです
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コメント
東野 圭吾さんの本は
最近まで読んだことがなかったのですけど
1冊読んで、ほ~ と思いました
最近ちょっと読むものに困っていたので
これ幸いと『たぶん最後の御挨拶』を今日入手しました
うっちーさんの真似ばっかりしているみたいですけど
うっちーさん信用できるんですもん
楽しみに読みます
投稿: あけみ | 2009/02/06 19:15
>あけみさん
ああ~~、責任重大ですね・・・
東野さんの作品をあまり読んだことがないと
楽しめないかもしれません~!
説明不足ですみませんm(_ _)m
あけみさんが読まれたのは「手紙」でしたね。
あの作品、私も大好きです。
昔の作品と最近の作品は、だいぶ変化してると思います。
昔はわりと謎解き中心で、単純な推理物が多いんですが
最近は、もっと人間が描かれているように思います。
私は初めて読んだのが「白夜行」で、
これで一気にハマりました。
その他、あけみさんへのイチオシは
「秘密」や「容疑者Xの献身」あたりですかね~。
特に「秘密」は大好きで何度も読み返しています。
推理物だと「むかし僕が死んだ家」(題名が秀逸!)、
「悪意」「宿命」なんかが私好みだった記憶があります。
他にもたくさんありますけど(^^ゞ
挙げだしたらキリが無くなりそうです。
ただ、作品数が多いだけに、
好みによって当たり外れがあると思います。
投稿: うっちー | 2009/02/07 00:48
「容疑者Xの献身」
忘れていました読みました~
こんな純粋なひとが居たらいいな~と思いました
「秘密」ですね
次に読みます
いつも教えてくださってありがたいです
私も、ちょっとはまる方なので
全部読むかもしれません
うっちーさんの手のぬくもりの感じられる本
11冊読みましたよ
楽しんでいます
感謝
投稿: あけみ | 2009/02/07 08:41
>あけみさん
「秘密」は、東野さんの転機になった作品だそうです。
乱歩賞をとってから、10年以上なかなかヒットに恵まれず
この作品で一気にブレイクしました。
映画化もされましたが・・・やはり映画はイマイチでした(^^ゞ
それまでの作品とは一線を画していて
推理物というよりはファンタジーなので、
多くの出版社にボツにされたとありました。
きっとあけみさんならお気に召すんじゃないかなーと思います。
英語の本、もう11冊ですか!
楽しんでいただけて、私も嬉しいです~o(^-^)o
投稿: うっちー | 2009/02/07 09:37