「Sex and the city」映画公開に向けて
「Sex and the City」、シーズン2を見終わりました。
ここにきて面白さが加速してきました。
これはもともと、週刊誌に連載されていたコラムが原作。
Sex And the City Candace Bushnell Warner Books 2006-08 by G-Tools |
だから最初の頃は、1話完結の色合いが濃くて
「先が気になる!」という感じではないんです。
恋愛のいろんなパターンを次々に見せていく感じ。
そのノリがあまりに軽くて、ちょっと現実味に欠けるんですが
(アメリカでは普通なのか?)
でも女性心理はリアルで面白い。
シーズン2の終わりに近づくにつれ、
今までの彼女たちの恋が、点ではなく線を描き始めます。
終わったはずのあのこと、別れたはずのあの人。
軽いノリで割り切ってるはずの彼女たちが
人知れず、引きずり続けてきた想い。
そうそう、人間ってそんな簡単に割り切れないよね~って
どんどん引き込まれる。
特にシーズン2の最終話は、
このドラマで初めて泣いてしまいました。
2年間も付き合っていた、大好きだった恋人、
「結婚なんて考えられない」と言っていた彼が
知り合って半年も経たない若い女と結婚するという。
「どうして私じゃダメだったの?」
と詰め寄る姿がせつないです。
プライドなんか構ってられなくなるほどの想い。
同じようなエピソード、映画「恋人たちの予感」にもありましたね。
シーズン3から、ますます面白くなりそうです!
この勢いだったら、映画公開に間に合うかな。
そうそう、ちょっとツッコみたいシーンがありました。
路上でタバコを吸ってる男が、
吸い殻を道端に投げるシーンがあったんです。
投げた吸い殻が、キャリーに当たってしまうのですが・・・
そこでのキャリーのセリフ。
「捨てるなら、周りを見てから捨ててよね!」
いやいや、ポイ捨て自体がいけないだろ、と(^-^;)
まあニューヨークって、実際こんな感じでしたね~。
屋内がすべて禁煙だからみんな路上で吸ってるし、
平気でポイ捨てするし。
まあ今、東京もあまり変わらないですけど。
しかしこのドラマ、やけに喫煙シーンが多いです。
矢沢あいの「NANA」並みに多い(笑)。
オシャレな女の象徴なのかな?
男並みに強い女の象徴なのかしら?
原作のコラムも読んでみたくなってる今日この頃です。
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