ネタバレはしませんよ~。
封切りと同時に見てきました。
待ちこがれていた、この作品。
大好きなティム・バートン&ジョニー・デップのコンビときたら
見逃せません!
「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」
公式サイト
久々の映画館でしたよー。
前回のエディット・ピアフから約3ヶ月半・・・
こんなに映画館に行けなかったのは本当に久し振り。
夜10時上映開始、プレミアスクリーン(2400円)にもかかわらず
ほぼ満席でした。
感想は・・・
うーむ・・・・
いや、面白かったです。
どんどん引きこまれるし、ジョニーもやっぱり素敵だし
ティムの愛する奥さま、ヘレナ・ボナム・カーターも
相変わらずの存在感で魅力を放っています。
ただ、あまりにも救いのないストーリーに愕然。
途中で胃が痛くなってしまいました(笑)。
後味も悪すぎて、呆然としたまま劇場を後にしましたよ。
この救いのなさは、何かの記憶に似てるな・・・と考えていて
思い出したのが「ミスティック・リバー」。
いや、でもあれより救いがないんじゃないかな。
そして忠告しておきますと、グロさもかなりのものです。
血が苦手な方はやめておいた方がいいですよ~。
R-15指定ですしね。
前半は、ティム・バートンらしい映像に溜息が出ました。
ああ、この色彩!これがいいんだよなぁと。
ジョニーの姿が「シザーハンズ」とかぶりすぎて、
ちょっと笑っちゃいましたけど(^^ゞ
しかし後半にいくにつれて、胸が痛み・・・
あまりにも哀しくて苦しい映画でした。
まあ、ストーリー自体は何度も上演されているミュージカルですから
仕方ありません。
日本では、市村正親と大竹しのぶで舞台化されていたようです。
大竹しのぶ・・・ぴったり!
言われてみると、ヘレナ・ボナム・カーターが
大竹しのぶにしか見えなくなりそうです。
ティム・バートンのオリジナルだったら、
きっとこんな展開ではなかったでしょうね。
バートン監督の映画は、どんなに暗かったりしても
優しさと温かみが流れているところが好きです。
今回あらためてパンフを読んでいたら、
いつの間にか彼の映画はほとんど観ていました!
気付かぬうちに、かなりファンになっていたのかな。
今は、サントラを買おうかどうしようか迷い中です。
きっと買っちゃうんだろうけど・・・
そうそう、どうでもいいんですが今回のジョニーは、
なんだかクリストファー・ウォーケンにちょっと似てましたよー。
目のくぼみ具合や口元あたり・・・異様な雰囲気も含め。
誰も同意してくれなさそうですが(^^ゞ
あ、でも上のCDジャケットは、ちょっとベートーベンっぽい(笑)。
字幕は佐藤恵子さんという方でした。
デュエットシーンの字幕なんか、大変だったろうな・・・と思います。
あれは翻訳者泣かせですね~。
二人分の字幕が並んでいると、読む方も大変ですけどね。
(もちろん、字幕を出す時間はかなり長めにとってありました)
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