「ドリームガールズ」再び<ネタバレ>
我慢できずに2回目の観賞。
すっ飛んで行ってきました!
ジェニファー・ハドソン、アカデミー助演女優賞おめでとう!
ビヨンセ・ノウルズはグラミー賞受賞者。
もう1人のドリームガールズ、アニカ・ノニ・ローズは
ひそかにトニー賞受賞者だそうで。
各界の頂点に立った三人を
スクリーンで見られるってわけですねo(^-^)o
改めて見ると、ビヨンセの演技がいいなあと思います。
歌い方も軽く抑えつつ、
「個性がなく深みがない」と言われる歌手役を
徹底的に演じている。
だからこそ、最後の「Listen」が引き立ちます。
かと言って、軽く歌っている歌たちが悪いかというと、
これまた意外なくらいにいいのですね~。
ソウルよりポップな方が日本人好み、というのもあるでしょうけど、
「Dreamgirls」から始まり
「One night only」のディスコ・バージョンにいたるまで、
ビヨンセの歌声はかなり心地よく響きます。
抑えているとは言っても、そこはやはり底力が違う!って感じです。
表情豊かで伸びのある歌声がたまらないです。
そして最後のさよならコンサート。
ここで、カーティスに送る視線が好きです。
そして、そのときの彼の表情も。
憎み合って別れるわけではない、
でも、進む道が違ってしまった2人。
切なさあふれるシーンでした。
この映画は確かに歌ばかりなのですが、
歌ってるときは演技してないかといえば、そんなわけもなく。
見事に歌と演技がお互いを高め合っていると思います。
私の中でそのトップはやはり「Listen」。
この時のビヨンセの表情は、百のセリフにもまさる演技です。
ここだけで演技賞をあげたい!!
「Dreamgirls」を歌いながらデビューを飾るシーンも、
ビヨンセの希望あふれる曇りのない笑顔が、
初々しくて素晴らしい。
そう言う意味では、ジェニファー・ハドソンの演技は
個人的にはあと一歩!という感じでした。
決して悪いと言うわけではなく、
彼女があれだけ注目されるならビヨンセだって・・・
と思ってしまうのです(^-^;)
なんだか損な役回りですね。
でもエディやジェイミーも含め、演技派が脇を固めていて
やっぱり見ごたえのあるドラマ&ショーだなぁと思いました。
さーて、あと何回いこうかな♪
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コメント
観てきました。「ドリームガールズ」
かなりの観応えで、上映中身体がうずうずするシーンが何度も!!
生ミュージカルなんて観たことないですが、ミュージカルも観たくなってみた。
こうして、ワクワクの連鎖が始まるのですよね…。
ふーむ。こうなると、やはりうっちーさんお薦めの「シカゴ」も観たくなる。「ブリジット・ジョーンズの日記」のレニー・ゼルウィガーも出てるんでしたっけ。早速観てみよう。
投稿: TENYU | 2007/03/02 01:15
>TENYUさん
おお~観られましたか!
ほんと、うずうずしますよねぇ。
生ミュージカルも最高ですから、
いつか是非体験してみてくださいo(^-^)o
「シカゴ」は映画館に7回通い、
サントラもDVDも購入し、
ブロードウェイの来日公演に2回行きました(笑)。
レニーの変身っぷりにびっくりしますよ!
そしてまた、舞台とは全然違っていたので、
比較するのも楽しかったのでした。
今年もまた、来日してます♪
↓
http://info.pia.co.jp/et/promo/play/chicago07.jsp
明日また、「ドリームガールズ」行っちゃおうかな~なんて思ってます(^-^;)
投稿: うっちー | 2007/03/03 11:49
私ももう一度観にいこうかなっ。
さっき洗濯物を畳ながら、サウンドトラックを聴いていたら、
また映画みたくなりました。
でも、『パフューム』も観たいんです。
投稿: ばきこ | 2007/03/04 20:30
>ばきこさん
あ、ばきこさんもサントラ買われました?
やっぱりいいですよねぇ。
すり切れるほど聴いています。
「パフューム」も面白そうですね。
私は「ボビー」も気になってます。
でも、ふらふらと「ドリームガールズ」に
入ってしまいそうです(^-^;)
投稿: うっちー | 2007/03/05 22:39