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2006/12/17

信念

昨日の日記にも書きましたが、
久々の及川光博ライブの余韻が抜けません。

楽しかったのはもちろんだけど、
なんだかいろんなことがふっきれました。

ちょうど今はボーナスシーズン。
サラリーマンの最大の喜びと言っても過言ではない(笑)。
そういう大金を手にして、
会社をやめることに恐怖を感じる自分がいました。

ボーナスも月給も格段に減って、大丈夫?
会社の仕事はやり甲斐あるし、特に不満もないのに
本当に辞めちゃっていいの?

そんな自問自答を繰り返していた今日この頃。

周囲の人にはよく、
「迷わず我が道を突き進む」みたいに言われますが、
1人でいるとこういうことをうだうだ悩むわけです。
ただ、人に話さないだけで。

せっかく、ずっと目標にしてきた字幕翻訳者になれたというのに。
何を迷ってるんだ、と思われるかもしれませんが。
フリーの厳しさを毎日見ている身としては、切実な問題。

しかし、みっちーを見てふっと楽になりました。

迷いのない姿勢。
目標とする自分の姿が、常にゆらがない人なんですね。

ツアーっていうのは、いくら客が入っても
会場費やら人件費を入れるとほとんど黒字が出ないのは有名な話。
赤字になることも多いとか。
だから、CDだけ出して、
全然やらないアーティストもたくさんいるでしょう。
やっても数カ所とか。
でもみっちーは毎年欠かさず、数10カ所でツアーをやります。
ファンに会うために。

デビューの時だって、プロデュースを専門家に頼むことだってできた。
でも彼は、「セルフプロデュース」を絶対条件としてデビューしました。
自分を商品化されたくなかったから。
自分のやりたいことを、自分で形にしたかったから。

あれだけのルックスと才能があって、
もっと売り方を変えていたら、
一般受けした可能性だってあったと思う。
CDだってもっと売れたかもしれない。

でも、彼はそれをしなかった。
そして、それをちっとも後悔なんてしていない。
自分のできることを一つ一つこなしながら、
着実に仕事の幅を広げ、毎年目標を達成していっています。

毎年みっちーに会いに行くようになって、はや7年。
今回、相変らず自分の抱負などを熱く語るみっちーを見ながら、
「ああ、この人はいい意味で変わらないなぁ」
としみじみ思ったのでした。

そして、自分の俗っぽさに笑っちゃいました。
やりたかったこと、夢、目標。
そういったことを、見失うところだったなって。

生きていくために必要な、最低限のお金は大切です。
でも、「もっと、もっと」と欲を出したらきりがない。

お金のために私たちは生きているわけじゃない。
そんな当たり前のことが、見えなくなる瞬間があるんですね。

やめるタイミングはまだ考え中ですが、
迷いはなくなりました。
だって、このためにずっと頑張ってきたから。
「諦める」って選択肢が、もう私の中にはないのです。

今、まだ力が足りなければさらに勉強する。
今、収入が足りなければもっと稼げるように努力する。
私が今考えるべきことは、そこなんだと気づきました。
決して「会社員」という立場に甘えてしがみつくことじゃない。

みっちーの生きざまは、いつもいろんなことを教えてくれます。
今回のライブは特に強烈でした。

みっちー、ありがとう。
私も頑張ります。

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コメント

すごい。大きい転機ですね。でも人生ってほんと一度だけだし何でもやりたいことはやりたいタイミングでやらないと損だと、私も思います。努力して、着実に夢に近づいてるうっちーさん、すごいと思います。私も後悔しないように常に全力で人生楽しめるようにがんばんなきゃなー!

投稿: えみ | 2006/12/17 22:42

>えみちゃん
おっ!素早いコメントありがとう。
みっちー絡みの記事もちゃんと読んでくれてるのねー、
なんか恥ずかしいけど嬉しいです(^-^;)

仕事が次につながるかすごく不安で、
最近は余計なことばかり考えちゃってました。
でもきっと、フリーってそんな日々の連続なんだろうね。
きついけど、慣れないとね。
逃げの姿勢はなくさなきゃと、つくづく思いました。

そうそう、今日、ちょうど月島もんじゃにいってきたよ!
相方akkyを連れて。
もう、美味しいって大感動してました。
この間えみちゃんが頼んでた布袋もんじゃです。
これからもどんどん行きそうo(^-^)o
お気に入りのお店になりました。

投稿: うっちー | 2006/12/17 22:59

私は今月20日付でパートやめます!やめると決まってからはそんなに考えていなかったんですが、昨日あたりから不安になりました。「大丈夫だろうか?」このまま仕事がこなくて、ずーっと週一のお仕事だけだったら(それもポカをすればいつ首を切られるかわからない)今までのパートの三分の一の収入になってしまいます。出勤して働くと確実に時給がつく…でも字幕の仕事だと受注できるかどうかもわからないうえに何分のものをこなしたかで決まる。不安でたまらないので本ばかり読んで過ごしています。どうなるんだろう。でもうっちーさんの日記読んで私も頑張らなきゃって思いました。しかし私より後にトライアル合格した方々がどんどんデビューしていくのをみると焦ります。だめだめ、考えてたって始まらないんですよね。勉強しなくちゃ!

投稿: ばきこ | 2006/12/18 11:18

仕事関連の話は、私には是とも非とも言えませんが.....。


及川光博、私も好きですね。女の子が大好きな私、広末のファンで典型的なステロタイプの男である私にさえ、「こいつ、格好いいよな」って思わせる、その王道のみをひたすらまっすぐに進む姿。損得も保証も全てを無視して、自分の道以外には間違っても足を下ろさないという潔さ、迫力を感じます。でもたぶん、本人はただ単にナチュラルに動いているだけなんでしょうけどね。


人は誰かに励まされたり、力をもらったりすることがあります。でも、そうして与えられる力は、もともとその人の中にあったもの。中身がゼロの人間になんて、何も与えることは出来ません。何かを与えるんじゃなく、『君が持っている勇気を使うのは、今だよ』と、教えてもらうことなんじゃないかと思います。みっちーのなかにうっちーさんの明日が見えたのなら、それを疑うべきじゃないかも。

投稿: Yoshino | 2006/12/19 22:52

>ばきこさん
もうきっぱり決められたのですね~。
やっぱり、不安はどうしてもありますね。
でも、やるしかありませんね!お互いに。
駆け出しのうちから大金がもらえるはずもないですし。
修行の身と念じながら、
一人前になれる日を目標に頑張りましょうね。
誰もが最初は駆け出しだったと信じて。

>Yoshinoさん
なんだかとても心にしみるコメントでした。
及川光博と聞いただけで引く人が多いので(笑)、
こういうコメントいただけてすごく嬉しいです。
見てくれている人はいるのですね~。
本当に、大切なものを見失うところでした。
人間は、満たされてしまうと危ないですね。
年々給料が増えていくサラリーマンという立場は、
一番危険といえそうです。
今回、頭を冷やすことができて良かったと思います。
自分の中の情熱も再確認しましたo(^-^)o

投稿: うっちー | 2006/12/19 23:46

"生きていくために必要な、最低限のお金は大切です。
でも、「もっと、もっと」と欲を出したらきりがない。

お金のために私たちは生きているわけじゃない。"


おっしゃるとおりです
でも、悩ましいと思います

いろいろな生き方があり
人それぞれの自由とは思いながらも
私が思うのは

お金は食べるだけ有れば良い
余るほどなくても良い
お金を貯めることに一生けんめいになっては
かえって貧しい暮らしになるように思います

大事なものは
見えないけれど身についたものだと思います
そして家族や友人、仕事、音楽、映画などを
力いっぱい愛することだと思っています
がんばってくださいね

投稿: あけみ | 2006/12/20 09:02

>あけみさん
本当にその通りですね。
私はお金にとらわれるような生き方はしていないと
自分では思っていました。
でも知らないうちに、
そういう考えにとらわれていたのですね。
自覚したときにはゾッとしました。

悔いのないように、そして早まらないように
道を選びたいと思います。
いつも支えてくれるakkyにも感謝しながら・・・。

投稿: うっちー | 2006/12/20 23:07

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