原書で「ナルニア国物語」
今、読んでます。
シェルダンより格段に難しい・・・と思います。
映画を観ていなかったら、挫折していたかも。(←オイッ)
会話っていうのは、割と読みやすいんですよね。
短くて、簡潔な場合が多いので。
シェルダンの本は、会話が多いのが読みやすさの一因だと思います。
もう一つは、情景描写でしょうか。
シェルダンの小説の舞台は、現代です。
例えば、
「彼女は服を脱いで、シャワーを浴びた」とか、
「電話をかけて○○と喋った」とか、
そういう描写がほとんどです。
短くて分かりやすく、すぐ目に浮かぶ情景。
ナルニアはと言えば・・・
「白い魔女は、そりの上で不思議な小瓶を取り出すと、
それを軽く叩いて雪の上に滴をたらした。
するとその部分がムクムクと形を変え、
何やら温かい飲み物で満たされた銅製のカップが現れた」
というような文章が続くのですよ。
(例えばの話です。全然、正確じゃありません)
厳しさが、少しは伝わるでしょうか(苦笑)。
いえ、もちろんこういう文学が、
子供たちの想像力を育ててくれるのは分かってます。
私も大好きです。
ただ、読みやすさという点で、最初に洋書になじむなら
やはりシェルダンのような本が一番なのかな、という気がします。
同じ理由で、ロアルド・ダール(「チャーリーとチョコレート工場」等)よりも、
シェルダンの方が読みやすかったです。
児童文学は、意外とハードルが高い気がしますね。
それは、もう私が大人になってしまったからなのかも・・・(淋しい)
今週は、ずっと風邪がひどくて辛い一週間でした。
喉がとっても痛くて、鼻水が止まりません(>_<)
でもどうにか、いろんなことをやり遂げて一安心です。
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コメント
うっちーさん こんばんは
原書で読まれるなんて、なんという羨ましさでしょう
スゴイです
『ホビットの冒険』や『指輪物語』を読みましたとき、もしもこれを英語で読めたらなら、どんなに良いかと思いました
無料の『英辞郎』を教えていただいて試してみましたが、これも素晴しいです
おどろいています
注文した本が早く来ないかと待ち焦がれていましたら、料金先払いを見落としていました
慌て者でなさけないです
投稿: あけみ | 2006/04/22 19:20
>あけみさん
「Lord of the Ring」も、うちの本棚には並んでますよ~。
しかしかなりのボリュームで、まだ手をつけていません。
「英辞郎」、すごいですよね。
例文もたくさんでてきますから、重宝します。
たまに間違っている記述もあるのですが、
単語数はどの辞書よりも多いので、多読には最適だと思います。
それにしても、どんどん新しいことにチャレンジするあけみさんには
頭が下がります。
そのバイタリティは、どこから来るのでしょう。
なんだか、私までワクワクしています。
本、早くくるといいですね。
投稿: うっちー | 2006/04/23 09:53