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2006/03/12

「ナルニア国物語」

期待通り、面白かったです。
あっという間に時間が過ぎていきました。
気楽に楽しめる映画。

私にとって、ハリー・ポッターシリーズよりは断然おもしろく、
すんなり物語に入れました。
ロード・オブ・ザ・リングと比べると、物足りませんが・・・

印象としては、ドラえもん映画と、ロード・オブ・ザ・リングを足したような感じ。
普段、ケンカばかりしている子供たちが、
身近な入り口から異世界に飛んで、力を合わせて活躍するところがドラえもん。
武器もろもろを授かって、戦闘に突入するあたりから
ロード・オブ・ザ・リングにかぶり始めます。

ロケ地が一緒だから仕方ないかもしれませんが、
ちょっと映像がかぶりすぎて・・・・雑念を払うのが大変でした(^-^;)
どこからか、アラゴルンがとんできそう。

だから、この映画は前半が好きです。
ナルニア国との出会い、ルーシーの表情など、
見ているだけで心からわくわくしてしまいます。
末っ子ルーシーの演技は、図抜けて素晴らしかった。
この映画をぐいぐい引っ張っています。

映像の美しさは言わずもがな。
ニュージーランドは偉大ですね。
そして年々、すごい速度で進化していくCG技術。
今回も目を見張ります。

子供には是非、見せたい映画だなあと思いました。
原作も読んでみようかな。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

私は子供の時からのナルニア物語のファンで、今も全7巻を読み返している最中です。半世紀以上も前に書かれた児童文学ですから、初めて読む方には少し違和感があるかもしれません。翻訳も部分的に問題ありで、アスランが子供にむかって「あんた」と呼びかけたりしています。「そなた」が無理でも、せめて「おまえ」ぐらいの訳でないと、大人にとっては雰囲気が崩れてしまいます。
ナルニア物語の訳では気になるところはさほど多くありませんが、小説の世界では結構多いんですよね、滅茶苦茶な翻訳が.....。全く英語をしゃべれない翻訳家とか、一切下調べをせずにいい加減な訳をする翻訳家のせいで、私は翻訳文学を再度脳内変換して、まともな日本語にする癖がついてしまったほどです。「父ちゃんがおっしゃいました」なんていう、日本語としてまず成立しない表現とか、とっくみあいの喧嘩の最中に相手に向かって「私、あなたを憎悪します」と叫ぶとか.....。翻訳云々より、そもそも日本語の出来ない翻訳家が多いです。人名でもSeanを「しーあん」にしてしまったりとか.....。
せっかくですから、語学力を生かして原語で言語でお読みになってはいかがでしょう。

投稿: Yoshino | 2006/03/13 22:04

>Yoshinoさん

こんばんはo(^-^)o
最近はじっくり映画のレビューを書く気力もなく、
漠然とした印象しか書いていなくてすみません。
こんなに丁寧なコメントをありがとうございます。

なんだか、最近はダークなファンタジーが多かったので、
純粋に童心に帰れる、正統派ファンタジーが嬉しかったです。
「ドラえもん」も私は大好きで、
上の文章はもちろん褒め言葉なんです。

原書に挑戦は、私も考えていました。
昨日、すでにamazonでチェック済みなのですが、
読む本もたまっているので、しばらく保留かな・・・と思ってます。

>全く英語をしゃべれない翻訳家

これは耳が痛いですねぇ。
私も多分、しゃべれません。
机に向かってじっくり取り組む翻訳と、
いきなり外国人を目の前にして会話をする能力というのは、
ちょっと違うんでしょうね。

毎日会話をする環境があれば、また違うんでしょうが・・・。
翻訳は毎日できますけど。

でももちろん、語学のプロなら
両方できて然るべきだとは思います。
私も日々、精進しなければ。

本格的に翻訳の勉強を始めてから、
Yoshinoさんのおっしゃるとおり、
翻訳というのは「日本語力」が一番大事だと
しみじみ感じています。

投稿: うっちー | 2006/03/13 23:00

なんだか変な書き方をしてしまったようですみません。

「全く英語をしゃべれない翻訳家」というのは、会話能力ではなく(会話も出来た方がいいんでしょうが)基本的な名詞や人名の発音が分かっていない人のことです。
たとえば、刀剣が出てくる物語では"SWORD"を「スウォード」と表記したりすることですね。確かに原語の発音をカタカナに置き換えるのはとても難しいことですが、同じ翻訳家が「ラジオを聞きながらスウェターを着ていた時にあることを思い出した.....」なんていう訳をしているのを読むと、それなら『セーターを着ていた時』でしょうが、とか思うわけです。

他にも、ちょっと調べればすぐに分かるミスを平気でする例が結構あります。アクションものだと、「30口径のライフルをひっつかんで」が「口径30mmのライフルをひっつかんで」と訳されていたりします。ちなみに、30口径というのは弾丸の直径が約7.6mmですが、30mmのライフル弾というのは直径3cmです。銃を地面に固定して戦車の装甲板を撃ち抜くための対戦車ライフルなら口径30mmのものも過去に存在したかもしれませんが、巨大すぎて「ひっつかむ」なんてことは絶対に出来ません。大きすぎて、一人では持ち運び出来ないぐらいですから。

でも一番問題なのは、校正する人が気づかずに、そのまま出版してしまうという体制でしょうね。

投稿: Yoshino | 2006/03/15 06:51

僕も昨日見てきました。
大人にはちょっと刺激が足りなかったかな。先読めるしw
どうしてもハリポタ、ロードとくらべてみてしまいました。メルヘンちっくで女性向けでもあるのかな?期待してたほどなかったです><

子供には見せたい映画というのは同感です。
純粋な子供ならではのストーリーの美しさはありましたね^^

投稿: ぽんた | 2006/03/15 12:36

>Yoshinoさん

おっしゃること、とても良くわかります。
私も今、会社ではチェックする立場にいますが、
身の引き締まる思いです。
(分野は全然違いますが)

最近は戸田奈津子さんのバッシングもひどいですが、
あれだってチェック体制に問題アリと思います。
戸田さんだけが、やり玉に上がるのも気の毒というか。

異国の言葉を日本語に置きかえるのは、
本当に難しい作業ですね。
でも、難しいからこそ楽しいのだと感じる今日このごろです。

>ぽんたさん

こんばんは。

刺激を求めて行く映画ではないかもしれませんね。
ノスタルジックな、「本物のファンタジー」を感じ、
童心に帰れる映画という気がします。

でも私の中では、日が経つにつれて、
ナルニアの印象が強くなっていってます。
本当にある国だという気がしてきてしまう。
いろんな場面を、懐かしく思い出してしまう。

それだけリアルに、丹念に映像化してあったのだと思います。

これを子供の頃に見れなかったのが悔しいです。

投稿: うっちー | 2006/03/16 23:20

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『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』 公式サイト:http://www.disney.co.jp/movies/narnia/shell_content.html原題:THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE製作:2005年アメリカ監督:アンドリュー・アダムソン出演:ウィリアム・モー....... [続きを読む]

受信: 2006/03/26 16:13

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