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2006年2月の記事

2006/02/27

もうすぐ実践科

入門科3回+基礎科10回の講義も、もうすぐ終わり。
実践科にも、進むことに決めました。
実践科は25回の講義があり、課題も今までの4〜5倍に増えます。

今でさえ四苦八苦しているので不安でいっぱい。
でも、ここでやめたら女がすたる!
ということで、もう一段階進んでみることに決めました。

基礎科では3種類の字幕を経験しました。
映画、ドラマ、ドキュメンタリー。

意外にも、一番肌に合ったのはドキュメンタリーでした。
調べものも多く大変でしたが、ナレーションも一定の速度で話してくれるし、
やりやすかったです。
(好きな分野だったからかもしれません)

一番苦労しているのが、今やっているTVドラマ!
いわゆるシット・コムというやつですね。
「フルハウス」などが有名ですが、私も昔「ファミリータイズ」を観ていました。

ただし、吹き替えでした。

これ、字幕にするのはほんと難しいです。
短い台詞の応酬で、ギャグやら駄洒落のオンパレード。
吹き替え向きのジャンルだなあとしみじみ感じます。

煮詰まり気味な今日この頃、スポーツジムに通う習慣が戻りつつあります。
今月は3日に1度は行ってるかな。
大体1日5キロくらい走って、頭を空っぽにしてリフレッシュ。

読書は東野圭吾にハマリ気味。
「秘密」「白夜行」「幻夜」と読んで、次は「容疑者Xの献身」を読む予定。
「白夜行」と「幻夜」については書きたいことがたくさんあるのですが、
また今度、時間のあるときにでも・・・・。

ちなみに「秘密」の映画版もチェックしました。
ラストに、許せない改悪がなされていました。
非常に鬱。

小説版のラスト、素晴らしいのになぁ。

そういえば映画に行ってません。
「ミュンヘン」観たい。
「ウォーク・ザ・ライン」も。

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2006/02/19

リフレッシュ

最近、ちょっと疲れ気味です。
仕事と講義に追われすぎかもしれません。

今日は久しぶりにデートらしいおでかけをしました。
今から日帰り温泉でリフレッシュしてきます。

また明日から頑張れますように!

携帯からの更新でした(^-^)/ 

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2006/02/13

アクティブ?な週末

またまた日記をさぼってしまいました。
書きたいことはたくさんあるのですが、なかなかじっくり書く時間がありません。
軽く報告だけでも書きとめておきます。

金曜日の夜、仕事のあと大学の仲間と飲み♪
いつも気づくと終電になってしまいます。
しかし、気づくといつも朝になっていた昔に比べれば、
大人になったなぁとしみじみ。
珍しいお酒がたくさんあるお店で、愉快なひとときを過ごしました。
幹事のかつみ、チカ、どうもありがとう。

土曜日は映像翻訳フォーラム。
興味深いお話がたくさん聞けました。
是非、ここでもアップしようとメモは取ってきましたが・・・
あまりのボリュームにくじけそうです(^-^;)
そのうち、時間があるときにでもまとめてみたいですが。

フォーラムのあとは、相方akkyとスポーツジムへ。
「もう閉店のお時間です」
なんと祝日のため短縮営業で入れませんでした( ̄□ ̄;
は、恥ずかしい。

仕方なく、焼肉。
すごい落差ですね。
肉を減らすはずが、もりもり取り込んでいるという。

そのあとは、ずっと観たかった映画「THE 有頂天ホテル」へ。
近所のTOHOシネマにはレイトショーのあと、
ミッドナイトショーというものがあるのです。
午後11時半くらいの回を観ました。我ながらタフ。

映画は、とても面白かったですo(^-^)o
これも感想書きたいな。

そして日曜日はちょっと寝坊。
でも10時くらいには起きて、
近所の杉ちゃん&チカに差し入れするくるみパンの準備。
のんびりお風呂に入って、課題でもやろうかと思うものの、
急にディズニーランドに行きたくなりました。

akkyも大乗り気だったので、いざGO!!

しかししかし・・・寒かったです〜((−−))
ほんとすごい寒さだったな。
なんだか人も少なくて、空いてたし。

それでも閉園時間すぎるまで遊んでました。
うん、まだまだタフだo(^-^)o
シンデレラ城の周りのライトアップが、涙が出るくらい綺麗でしたよ。

今日は帰宅してからバレンタインの準備。
おニューのオーブンが大活躍です。
久しぶりに作ったブラウニーは・・・微妙な出来ヽ('ー`)ノ
きっと味は・・・いけてるはず!!

いざとなったら、明日作り直そう。

で、まだ課題をやってません。(←またかい!!)
週末まであっという間。
頑張ります。

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2006/02/08

ジム&映像翻訳フォーラム

昨日は久々にスポーツジムへ行ってきました。
ほんと久しぶりで・・・筋トレだけで息があがるくらい(^-^;)
30分、全身の筋トレをして、ランニング。
いつものコースです。

ランニングは、やはり久々だったのであまり走れず・・・
5分歩き→10分走り→5分歩き→15分走り→5分歩き。
以上、40分でした。
ちなみにウォーキングは6km/h、ランニングは7.6km/h。
これから徐々に、調子を取り戻していきたいです。
(以前は9km/hで走ってたこともあったんですが・・・(^-^;))

本当は今日も行くつもりだったんですが、
案の定、全身が筋肉痛で・・・。
無理せず一日あけることにしました。

今週は少し余裕があります。
週末の映像翻訳講義がお休み→課題がないからです。
ただし、土曜日に映像翻訳フォーラムに参加してきます。
講座仲間もほとんど参加予定。

これで士気を上げてきます!!

岡田壯平氏(「ショーシャンクの空に」「レオン」など)の講演が
とっても楽しみです。
その他、制作会社の方々(発注側)のディスカッションも。
こちらはジャンルは違えど同業者なので、
翻訳会社勤務の私は2重に楽しめそうo(^-^)o

課題がないからって油断してると、すぐ次の週がやってくるんですけどね。
早めに手をつけておこう・・・。

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2006/02/06

「何が映画か」

会社帰り、いつものようにiPod miniを片手に歩いていました。
今日は久々にショパンのアルバムを通して聞いていて・・・

ふっと、聞き覚えのある曲が。
いや、もちろんどれも有名な曲なんですが、
そうじゃなくて・・・ある映像がふっと浮かんできたのです。

暗闇の中。
帰らぬ恋人を待つ若きメリル・ストリープ。
悲しみに暮れる彼女を抱きしめようとする、ロバート・デ・ニーロ。

そう、映画「ディア・ハンター」の1シーンです。

へぇ〜、あれショパンだったのか・・・と思いつつ、
聴いてるうちに映像がどんどん流れ始める。
脳内上映会でした。

これぞ、映画ですね。

ちなみに、曲名は「夜想曲第6番ト短調Op.15−3」。
楽譜も探して手に入れちゃいました。→こちら
作者の死後50年以上経っているクラシック音楽は、
今は大抵WEB上で手に入ります。
ありがたい・・・。
演奏を公開している方もいらっしゃったので、聴いてみてください。→こちら
映画の中では、もう少し静かでスローな印象の曲です。
映像が浮かんでくれば、かなりの映画通ですね!!


タイトルの「何が映画か」というのは、
黒澤明監督が終生つぶやいていた言葉です。

マンガや小説、TVドラマやゲームなど、娯楽が多様化する中で、
何も考えず同じ作品が使いまわされているような時代。
そんな中で「映画が映画たる所以」というのを考えている製作者が、
いったいどれだけいるのでしょう。

黒澤監督は、あれだけの存在でありながらも、それを一生考え続けた。
答えなんてないことは分かっていても、きっと考えることに意味がある。
そう思えるのは、黒澤監督の映画こそが
「これが映画だ!」と実感させてくれる存在だからなのです。

私にとって、「映画」とは美しい映像と心に染み入る音楽。
これが8割を占めている気がします。
もちろん、それだけではプロモーションビデオと一緒ですが、
音楽と映像のコラボレーションによって、
物語の中核を伝えることができるはずなのです。

音楽と映像それぞれが何かを語り、お互いに不可欠な存在となっている。
映像を見たら音楽を思い出す。
音楽を聴いたら映像が浮かんでくる。

私が初めて「これこそが『映画』ってやつなんだ!」と思わされたのは、
黒澤監督の「八月の狂詩曲(ラプソディー)」
なんだか教育テレビみたいな説教くさい映画だなーなんて思って観ていたのに、
ラストシーンだけで、頭をガーンと殴られたような衝撃を受けました。

**********************

一面の田んぼ。
激しい風雨の中を、傘をさして走るおばあちゃん。
突然、傘がおちょこになる。
その瞬間に流れる、シューベルトの「野ばら」

**********************

あの1シーンから、100個の台詞を並べても伝えられないであろう想いが
伝わってきました。
背筋がぞっとして、鳥肌が立ちました。
それまで繰り返し使われていた「野ばら」が、こんな風に活かされるとは。
まさに芸術。

そしてもう一つ、これを映画と言わずしてなんと言う。
黒澤監督「生きる」の有名なブランコシーンです。

癌で余命いくばくもない主人公が、
しんしんと雪が降る中、自分が作った公園のブランコに乗って
「いのち短し 恋せよ乙女・・・」と『ゴンドラの唄』を口ずさむシーン。
ここの1シーンだけで、台詞などなくとも、全ての想いが迫ってきます。

印象的な美しい映像に、
意外な音楽を合わせるのが黒澤監督は本当に上手いし、
また無音状態の使い方が上手いので、余計に音楽が引き立つのです。
(昨今のドラマは音楽を流しすぎで、どれも陳腐に聞こえてしまいます)

思い出すだけで涙が出てきて、
今の気持ちは「ああ、また観たい」。

まさかショパンのアルバムを聞くことで、こんな一夜になるとは。

ストーリーがいくら面白くても、音楽が印象に残らないと、
映画としては印象が薄まってしまいます。
去年のお気に入り「キング・コング」も、その辺が惜しい感じでした。
ジョン・ウィリアムスとかダニー・エルフマンあたりがやったら、
もっとヒットしたかもしれませんね。

もちろん、映像の美しさは大前提。
今やっているTVドラマ、香取慎吾の「西遊記」はニュージーランドロケだそうですが、
同じニュージーランドロケの「ロード・オブ・ザ・リング」を思い出してみましょう。
「ロード・・・」が「西遊記」のような映像だったら!!

きっと、全然違う印象の作品になってるでしょうね(^-^;)

最近観た中では「プライドと偏見」の映像が素晴らしく美しかったなぁ。
あ、これレビュー書いてないですね。
とても良かったですよ。
今度書きます(^-^)/

映画は大衆の娯楽であってほしい。
でも、芸術であることも捨てないでほしいと、切に願います。

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2006/02/05

オーブン、レンジ、トースター

ホームベーカリーを購入してから、
オーブンも購入しようと考えていました。

最近、家電ばかり買っていますが、
うちにあるのは、テレビ、ビデオ、冷蔵庫、オーブンレンジなどなど、
どれもこれも学生時代から使っているもので、10年超え選手ばかりなのです。
さすがに寿命かと・・・。

今までのターンテーブル式のオーブンレンジではなく、
パンやピザ、ケーキなどが焼ける大きいものを探すことにしました。

そしてもう一つ。
うちでは、トースト機能が欠かせません。

ところが色々と調べるうちに、
大きいオーブンにはトースト機能がないことが分かりました。
正確に言うと、庫内が広く加熱にも時間がかかるため、
トースト一枚に20分〜30分(!)かかってしまうということ。
しかも、その間に水分がすっかり抜けてカチカチになってしまう。
というわけで、実用的にはトーストは無理ということみたいです。

うちで今まで使っていたオーブンレンジ(SHARP RE-N5)は、
小さいのでそこまで時間はかからなかったけれど、
確かにトースト1枚に5〜6分かかっていました。
こんなものかと思っていたけど、出来上がりもなんだか固い。

そこで、トースターは別に購入することに。
立派なオーブンを買うのなら、トースターはシンプルでいいだろうと、
無印良品のものにしました。

無印良品 オーブントースター
toastermuji

真っ白でシンプルなデザインもお気に入りです。
さっそく、ホームベーカリーで焼いた食パンをトースト。

こんなに違うものなのか・・・。
2分もかからずこんがりと焼き上がり、中はフワフワ。
(冷凍食パンだと2分半くらいでした)
短時間で一気に加熱するということで、こんなに差が出るとは。

忙しい朝には、こんなシンプルな機能が一番です。

そしてオーブンレンジ。
こちらもさんざん吟味したあげく、人気の高いこちらの機種を購入。
価格.comでの現在No.1人気機種です。

MITUSBISHI ハイブリッドオーブンレンジ RO-B1C
【両色即納!!】【送料無料】MITUSBISHI ハイブリッドオーブンレンジ RO-B1C

家電量販店にも足を運び、価格を比べましたが、
今はやはりインターネット通販ですねぇ。
近所のヤマダ電機では5万円弱だったこの機種が、
上記のリンク先では税込み・送料込みで34,000円。
最安値だと思いますが、このお店にしたもう一つの理由は・・・
なんとたったの1,500円で、5年間の無料修理保証がつけられるんです!!

とってもお得な買い物でした。
こちらはまだレンジ機能しか使っていないので、
そのうちケーキなど焼いたら使い勝手を報告したいと思います(^-^)/

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2006/02/03

「小早川伸木の恋」比較

唐沢寿明が大好きなので観始めた、このドラマ。
マンガが原作と聞き
「またかよ・・・」と思いつつ、比べずにはいられない私。

買っちゃいました。
柴門ふみさんのマンガ、好きだし。
以下、ネタバレありますので嫌な方は見ないでくださいね。

小早川伸木の恋 (1)
柴門 ふみ
4091875319

現在4巻まで出ていて、2月28日発売の5巻で完結だそうです。

唐沢は、やっぱり上手いな〜と思います。
「小早川先生の 総回診です」 (「白い巨塔」風に)
なんて始まっちゃったらどうしよう、と最初は思いましたが(笑)、
見事に平凡な男を演じています。

個人的には、作田カナが全然ダメ。
演技が下手というのもあるけど、キャラもちょっと・・・
原作ではもっと魅力的な女性です。

ドラマでのライバル医師・竹林は、
原作ではもっと親友に近い位置にいます。
おそらく原作の竹林を、ドラマでは
ライバル部分→竹林、親友部分→仁志(弁護士)というふうに
二人に分けたのでしょう。
(原作には仁志は登場しません)
これは、裏目に出ている(どちらも影が薄い)ような気がします。
1クールひっぱるためには仕方ないのかもしれないですが。

何よりすごいと思うのが、妻・妙子役の片瀬那奈さん。
これが一番原作とイメージ違うかもしれません。
原作ではひたすら伸木に同情してしまうのだけれど、
片瀬さん演じる妙子は、原作とやっていることは変わらないのに
なぜか愛らしさを感じ、哀れさを感じてしまう。

とってもいいです。
幸せを願わずにはいられない。
どう見ても、作田カナが憎たらしい。

妙子は病気なのでしょうが、
結構心情がわかってしまう自分がちょっと怖い(笑)。
伸木がいくら「愛してる」と言っても、
妙子にはわかっているんですよ・・・心が自分にないことが。
だからどんどん症状がひどくなる。

相手が困るとわかっていても、
自分の愛情をぶつけることしかできないのです。
・・・幸せだった頃ばかりを思い出して。

それにしても、子供はたまったもんじゃありませんね。

原作を読んでいて、どっかで見た症状だと思いましたが、
これ、ヴィヴィアン・リーの症状にとてもよく似ていますね。
夫となったローレンス・オリヴィエをひたすら崇拝し、恋をしつづけ、
しかし次第に不安定になることが多くなって・・・。

思い出すと切なくなってしまいました。
私が読んだヴィヴィアンの伝記は、今は絶版のようですがこれでした。
少しでもヴィヴィアンに興味のある方なら、一気に読んでしまうことうけあいです。
私はこれを読んで、ますますヴィヴィアンが大好きになりました。

「ヴィヴィアン・リー」 アン・エドワーズ著 (楽天フリマ)

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2006/02/01

小説「白夜行」

白夜行
東野 圭吾
4087474399

今、ドラマもやっているようですが、
映像翻訳講座の先生が「天才だ!!」と絶賛していたので
小説の方を読んでみました。

・・・・・・圧倒。

完璧に圧倒されました。

これがテレビドラマ?!
無理無理ーーーっ!!
完全に別物なのでしょうね。
それはそれで観てみたい気もするけれど。

東野圭吾は、確か「秘密」しか読んだことがありませんが、
これは泣けるいい話で、かつ衝撃のラストが印象的でした。

今回も、どんでん返しを期待して、
わりと気軽に読み進めていったのですが。

そのあまりの深遠さ、暗さに圧倒されてしまいました。

ラストの衝撃は、今までに感じたことのない種類の衝撃で。

共感というのでもないのに、なぜか嗚咽がこみ上げてきて。

いや、やっぱり一種の共感なのかな。

全てがわかった今、もう一度
最初のページからめくらなければ、という思いに駆られています。

ただの謎解きミステリーでないことは確かですが、
ありふれた純愛ドラマなんかではないことも確かです。
ネタバレはイヤなので、書きたいことが書けないのがもどかしい(^-^;)

800ページを超える、分厚い本ですが、
数日で読み終えてしまいました。
先が気になってどんどん読めてしまいます。

ちなみにこの「幻夜」が、「白夜行」の続編のようなものだとか。
これは読まなければ。

幻夜
東野 圭吾
4087746682

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