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2005/12/20

大傑作「キング・コング」

私の心の中のアカデミー賞を既に総ナメです。

ピーター・ジャクソン監督 「キング・コング」

ほぼ毎週映画館に通っている私ですが、
かつてこれを超える冒険活劇を見たことがありません。
スピルバーグ監督の大ファンの私でも。

それは、年月による技術の向上という面では
仕方の無いことでもあります。
「ジュラシック・パーク」あたりからのCG技術の発展が、
大きくこの映画に貢献しているのは間違いありませんが、
今、実現しうる、最高峰の映像を見せていると言っても過言じゃありません。

コングのような、毛に覆われた生き物はCGでも一番大変だそうです。
一本一本の毛の動きが全部違って、それを再現できないと失敗する。
「ジュマンジ」の猿なんかを思い出していただくと分かりやすいと思います。
他の生き物に比べて、ずいぶんと浮いていました。
恐竜なんかはずっと楽なわけですね。

コングの質感、重量感、疾走感は、今までのCG技術を大きく超え、
さらに演出自体も、かつての冒険活劇をはるかに凌駕しています。
思わず声を出してしまったシーンも数箇所あったほど!

こういうジャンルの映画は、
スピルバーグ監督が最高に上手いと今まで思っていました。
しかし、全く違ったアプローチで魅せてくれます、P・ジャクソン監督。

スピルバーグ監督は「見せない」演出が上手い。
なかなか、正体が見えず・・・
ドキドキ・・・ハラハラ・・・・





ウワーーー!!






って感じなんですね。


P・ジャクソン監督は、というと。




ウワーーー!!


ウワーーーーー!!!


ウワーーーーーーー!!!!




って感じなんですよ。

もう、とにかく見せまくりの魅せまくり。
息もつかせず、次から次へと信じられない映像のオンパレード。
まさに、ジェットコースタームービー。

それが、この映画の1つの側面。

そしてもう1つの側面。
アンやコングのキャラの書き込みが素晴らしい。
アンが喜劇女優であるということも、
ちゃんと後で素晴らしい伏線として生きてくる。
コングの表情の豊かさ、お茶目な行動、猛り狂った時の恐ろしさ、
どれをとっても天下一品。

細かいところをつつけば、いくらでも突っ込み所はあると思うのですが、
そんなことを吹っ飛ばすほどの力がこの映画にはあるのです。
グイグイと引っ張られてしまう、抗いがたい力が。

とにかく文句が言えないくらい「面白い」のです。

笑えるところもたくさんありますが、胸がしめつけられるシーンもあります。
しみじみと良いシーンもたくさんあるのです。
ストーリーには、ここではあまり触れないでおきますね。

アン役のナオミ・ワッツ、素晴らしかったです。
今まであまり好きじゃなかったんですが、大ファンになってしまいました。

ああ、まだまだ書きたいことがたくさんあった気がします・・・。

しかし、日本の出足は悪いようですが、
これは観なきゃ損!!って言い切れる映画ですねー。
それも、映画館で観なければ意味がない。
そして、ラストのクレジットも最後まで見てください・・・・
私はそこで泣きました。

迷ってる皆さん、今すぐ劇場へ!!
私ももう一回行ってきます。

それにしても、この映画の舞台は1930年代。
NYの街並みを見ると、信じられない思いに駆られます。
日本で言えば昭和初期ですよ。
昔の人々が、アメリカ映画を観て強い憧れを抱いたのも
よくわかる気がします。

今日、P・ジャクソン監督が魅せられたという、
オリジナル版の「キング・コング」(1933年)のDVDを手に入れました。
今は、昔の名作が500円で手に入ってしまうのです。

「キングコング」

キングコング

早く観たいな〜。
だいぶ違うらしいけれど、
オマージュを捧げているシーンもたくさんあるそうなので
比べて観たら楽しそうだなぁと思っていますo(^-^)o

そして、もうこんなDVDが出ているのですよ。
すっごく気になるものの、あとで本編とセットで出そうで迷ってます。
どうしよう。

B000BN9AD4キング・コングができるまで 製作日記
ピーター・ジャクソン ナオミ・ワッツ エイドリアン・ブロディ
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005-12-14

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コメント

さぶ~い ブルブル
真っ白です
昨日、寝る前に明日は「キング・コング」を見に行くぞ~と楽しみにして眠りました
まぁ! 今朝起きたら雪がつもっているではありませんか
慣れない大阪ではたいへんです
停電はするし、バスは不通、高速道路は寸断です
ゴミの収集も来ません
そんなことで今日は引きこもりでした
連休は混雑するでしょうから、何とか来週見たいものと思っています
「Mr&Mrsスミス」も楽しみに思っているのですが
行けるかしら?

投稿: あけみ | 2005/12/22 19:30

>あけみさん

こんにちは!
そちらは真っ白なんですね~、
こっちは全く降っていないのですよ。
ちょっと羨ましいです(なんて言ったら怒られるかしら)。

しかし、停電まで起こるようではシャレになりませんね。
危ないので外出しない方が良いですよ。

>連休は混雑するでしょうから、

それが、結構ガラガラなんですよ・・・。
3時間を超えるというので、皆敬遠してるみたいです。
でも、本当にオススメなので是非観てくださいね!
あけみさんはきっと、気に入るんじゃないかと思いますo(^-^)o

今日は、「キングコング」の1933年版と1976年版を観賞しました。
あけみさんはどちらも観てらっしゃるのでしょうか?
特撮の技術は遠く及ばなくとも、それぞれに面白かったです。

特に1933年版は、技術のことを忘れさせるくらい面白かった・・・。
70年以上も前に、あんな映画が作られていたなんて驚きです。
P・ジャクソン監督は、1993年版にかなり忠実に作っているようです。
見覚えのあるシーンにニヤリとしたり、楽しかった!

この2本を頭に入れて、もう一度観賞に行ってみるつもりです。
ワクワク。

投稿: うっちー | 2005/12/24 00:34

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