名作「ショコラ」
本日は六本木ヒルズ、プレミアシートにて
2度目の「ショコラ」観賞。
レイチェル・ポートマン作曲の哀愁漂うジプシー風音楽にのせて、
くすんだ色の古びた街並みが映ります。
そこは、古い古いしきたりに呪縛された街。
解き放たれたいという想いすら忘れてしまった住人たち。
そんな静かな街に、北風にのってやって来る母子がいました。
真っ赤なマントに身をつつんだ二人の姿が街に現れる瞬間は、
さながら一枚の絵画です。
この二人が運んできたもの。
それは、不思議なカカオのお薬。
別名「ショコラ」。
ちっちゃなちっちゃなチョコレートが巻き起こす様々な騒動。
人の心を開いてしまう、不思議なお薬。
しかし、変化を好まないこの街には、
二人は歓迎されない旅人なのでした・・・・。
あらためて観ると、本当に素晴らしい作品でした。
おとぎ話でありながら、人間の様々な部分を本当にリアルにとらえていて。
切ない思いにとらわれたり、涙したり笑ったり。
何よりも、あれだけの俳優がそろったというのが奇跡です。
たしか、公開当時のキャッチコピーは
「おいしい幸せ、めしあがれ」
その通り、つかの間、別世界に連れて行かれて、
どっぷりと幸せな気分に浸れる映画です。
一見の価値ありですよ。
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コメント
ショコラ、ちょっと前に初めて観ましたよー☆
結構こういう映画好きです(*^-^*)
またじっくり観たいですね~(^∀^)/
投稿: みか | 2005/10/16 21:38
>みか
なんだか幸せな気分になれる映画だよね。
で、あのジプシーの雰囲気がとっても私のツボでした。
そして音楽がまた最高。
ジョニーは何をやっても様になるよね。
あのギターも全部本人が弾いてるんだよ~。
かっこ良すぎです!!
投稿: うっちー | 2005/10/17 00:04