タイの思い出-その4-
9月13日(火)
さて、この日はまずHISのバンコク支店へ向かいました。
タイ舞踊を見ながらお食事、というのをやってみたかったのですが、
自分でお店を探して予約を入れて・・・というのはハードルが高すぎたので。
地下鉄で一本、スクンビット駅に向かいます。
地下鉄の構内はこんな感じ。
新しいだけあって、やはり日本よりはるかにキレイですね。
↓
タイの地下鉄は、切符ではなくてトークンを購入します。
これがトークン。
↓
画面はデフォルトではもちろんタイ語で、チンプンカンプンですが、
ちゃんと「English」ボタンがありました。これならどうにかOKです。
画面にタッチで、日本と同じです。
↓
駅の案内板もそうですけど、英語表記がなかったらお手上げだなあ、と
ひしひしと感じましたね。
タイ語が記号にしか見えないんですもん。
日本に初めて来る外国人も、きっと同じ気持ちだろうなあ・・・・と、
しみじみ理解できる気がしました。
そして、日本の至る所にある英語表記を、とても貴重に感じたのでした。
こういう心細さは、体験しないと分からないものです。
看板と路線図を見比べながらウロウロしていると、
すぐに駅員さんが駆け寄ってきてくれたこともありました。
こういう時の親切って、本当に嬉しいものです。
私も日本に来る人々に、すこしでもお返ししたいです。
無事、HISに着いて、今夜のディナーを予約しました。
ここは日本人スタッフがいるので何も問題なしでした。
次に向かったのは、ワット・ポー。
初日の王宮ツアーで回らなかったので、
自力で行ってみることに。
まずは地下鉄でフアランポーン駅まで行き、
そこからトゥクトゥク(オート三輪)に乗ってみようか、という話になりました。
ちなみにトゥクトゥクとはこんな乗り物です。
↓
駅から出た途端、一斉にトゥクトゥクの客引きが寄ってきました。
まず1台目。
地図を指しながら、「ワット・ポー」に行きたい旨を告げると、
片言の英語で、王宮を指しながら「セレモニー」と言ってます。
イヤーな予感。
いつもは17時までやってるけど、セレモニーがあるために、
今日はワット・ポーは13時で閉まっていると言うのです。
だから、他のところに連れて行ってやると。
いやー、ここまで教科書通りの展開になるとは。
事前に勉強して行った甲斐がありました。
こういうのは全部ウソなんです。
大抵、このあと悪徳宝石店に連れて行かれるようです。
真剣に相手をしているakkyをひっぱり、さっさと降りました。
連れて行く気がないんですから、話になりません。
さて2台目。
20B、20Bと言うので、二人合わせて20Bであることを確認し、
乗ってみることにしました。
地図を見ながら説明すると、途中でおみやげ屋に寄ると言います。
またか・・・・。
どうやら、客を連れて行くとガソリン無料券が手に入るらしい。
まっ、しょうがないか。持ちつもたれつ。
「Just looking, OK?」
と念を押し、いざ出発!
ひゃー気持ちいい!!
風をきって走るトゥクトゥクの乗り心地は、最高でした。
スリルも満点ですが(笑)。
初日にガイドさんが、「角を曲がるときによく倒れる」と言ってたのを思い出し、
ちょっと背筋が寒くなりました。
さて、お土産屋。
・・・・・・・やはり宝石店です。
店員の態度も最悪で、いかにも怪しい店でした。
さっさと出てきました。
運転手さんにだまされることもなく、無事ワット・ポーに着きました。
工事中で見れないところもあったのですが、
メインは大寝釈迦仏です。
これさえ見れれば、と思っていました。
厳かな雰囲気の中、写真を撮るのは抵抗があったので
こちらに載せられるような写真がありません。
ずらっと並んだ壷に一つ一つコインを入れていったり、
仏像に小さな金箔を貼ったりということを体験させていただきました。
無宗教で過ごすことに慣れていると、
タイのような宗教心の強い国では、衝撃を受けることが多かったです。
街中にも普通に仏像がまつられてあって、
通行人が金箔を貼っていったり、という光景も見られました。
ひとしきり見学して、さあ、またトゥクトゥクをつかまえなくちゃ、
と歩き出しました。
街を見ながらぶらぶら歩いていると、なんと!!
駅に着いてしまいましたー!!
バンコクの要、フアランポーン駅です。
↓
結構、遠かった気がするのになあ・・・と首をかしげる私とakky。
真相は闇の中です。
歩きつかれたので、道端の食堂に入ってコーラを注文。10B。
甘いものやデザートはないか、と「指さし会話帳」を使って尋ねると、
ないとのこと。
タイでは、食事をするところとおやつを食べるところは
はっきりと分かれている印象でした。
ホテルの近くに戻り、「有馬温泉」(!)というマッサージ店へ。
パッポン通りとタニヤ通りの間の通りにありました。
この日は、タイ式マッサージ(全身・2時間)にチャレンジ。
しかしお値段、330B(約900円)!!!
バキバキ体中が鳴って、気持ちよかったなぁ・・・。
これ、日本にあったら毎日行くなあ・・・。
夜、いよいよHISのタイ舞踊ディナーですが。
これは、騙されましたねー。
別に誹謗中傷ではなく事実なので、伏せずに書きますけど、
レストランと言うよりは学生の合宿の宴会場です。
しかもぎゅうぎゅう詰めで、全部日本人客。
ツアー用に作られた場所としか思えません。
地元のレストランを紹介してもらえるのだと思っていた私たちは、
思いっきり拍子抜けでした。
しかも、出てきた食事は冷め切っていて、非常にマズイ。
間違いなく大量の作りおきですね、あれは。
食べられないほどマズくて、私はほとんど残してしまいました。
今回の旅行の中で唯一、大ハズレの食事でした。
今後行かれる方へ。
ツアーの選択は慎重におこなってくださいネ。
しかし、タイ舞踊はなかなか面白かったです。
映画「王様と私」に出てくる劇中劇のような雰囲気で。
暗かったのでこれまたろくな写真がとれませんでしたが・・・。
↓
帰りにはスコールにあってしまいました。
ここで、やむなく初めてのタクシーに挑戦。
・・・・とっても無愛想な運転手でした。
ホテルに近づいて、メーターが41Bだったので、
50B札を出して、おつりはチップであげようか、と思っていると。
・・・・50Bを受け取って、そのまま前を向いてる運転手。
おつりを出す素振りすらありませんでした。
あげるつもりでいても、こういう態度とられると腹立ちますねー。
相変わらず、盛りだくさんの一日でした。
~もう少し、つづく~
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