大往生
実家の犬、プルが亡くなりました。
私が中学生の頃に、父が拾ってきた子犬でした。
かなり体が大きくなり、力も強く、
散歩をするのも一苦労でした。
大学入学と共に実家を離れた私がたまに帰っても、
ちゃんと覚えてくれていて、吠えなかった可愛いヤツでした。
いつまでたっても父に対しては吠えていたのが、また面白かったっけ。
最近は、めっきりおとなしくなっていたプルでした。
ずっと一人で面倒を見ていた母から、亡くなったとメールが来たときは
私も泣いてしまいました。
プル、最後に一目会いたかったな。
今頃、天国で何して遊んでるのかな?
プルのいない庭を見るのが淋しくて、ちょっと怖いよ。
次に帰ったときは、お墓参りに行くからね。
長い間、うちの家族でいてくれてありがとう。
これからもみんなを見守っていてね。
みんな、プルのこと忘れないからね。
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コメント
うっちーさん
家族ですもの、さみしいですね
たくさんの想い出を残してくれましたでしょう
私も柴犬を飼っていましたが、彼が子犬のときに息子が小さかったので、時が経って180cmもの大きさになった息子をまだ小さいかのように馬鹿にして、親愛をこめてですがコツンと顔を叩いたりして可笑しかったものです
プル君は、きっとご家族に愛されて生きたのですから幸せだったと思います
あんまり悲しまないでくださいね
投稿: あけみ | 2005/08/21 19:25
我が家の犬ユウも、大往生して亡くなりました。
最期の方は、自分で歩くこともままならず、母がベビーカーを買ってきて、それに乗せて、普段散歩した道を歩いて回ったそうです。
近所の人にはギョッとされたそうですが、それでも母には、ユウが目を細めて散歩した道を懐かしんでいる様子が伺えたとか。
最初に死んだという話を妹が泣きながら電話してきたとき、涙もでなかったアタシは、自分のことを冷たい人間なんだと思ったの。
お墓にいって手を合わせたときに、初めて涙が溢れて止まらなかった。
そんなアタシに、母は言った。
悲しみがやってくるのは人それぞれタイミングが違うんだ、と。
そして、それでもユウが死んだことを家族のことと思える優しい子供に、兄弟全員が育ってくれてよかった、とも言った。
だからアタシは、そんなふうに思えるようにしてくれたユウに感謝したい。
プルもきっとうっちーに感謝してると思うし、ユウもそうだと思うから。
投稿: エミオ | 2005/08/21 23:42
私も、高校3年の時に、小学校1年からずっと家族のように、というか兄弟みたく育った愛犬タロをなくしました。
息を引き取った後、でもずっとさすっていて。暖かかった体が固まってゆくのが悲しくて、悲しくて。
最近、若年性痴呆症ではないかと疑いたくなるくらい忘れっぽい私ですが、タロとのコトはもうかなり前のことなのに、たくさん覚えています。散歩中のささやかな思い出ばかりだけど。
ホントにホントに寂しいと思うけれど、プルもうっちー達と家族でいられて、幸せだったって思っているよ!
絶対に!!
投稿: わたろう | 2005/08/22 20:45
あけみさん、エミオ、わたろう。
みなさん、ありがとうございます。
優しい言葉と、それぞれの体験談を読んでいると
また涙腺がゆるんできます。
今回は、実家を離れてしまっている自分に対しても
なんだか故郷を捨てた薄情者のように感じたりして、
複雑な気持ちになったのでした。
実家に住んでいたころはプルともたくさん遊んだけれど、
離れてからは年に一回会えばいい方でしたから・・・。
そんな中、ずっと面倒を見てきた母の気持ちはいかほどだろうと。
「首輪がはずれてのびのび走り回ってると思いたい」
そう母は言っていました。
あけみさんのとこの柴犬や、ユウ君やタロ君と一緒に
遊んでるかもしれないですね。
優しい言葉がとてもうれしかったです。
本当にありがとうございました。
投稿: うっちー | 2005/08/22 23:02