情熱と官能
The Phantom of the Opera (Original Motion Picture Soundtrack) (Special Extended Edition Package)
現在、毎週ランキングのトップを走っている、映画「オペラ座の怪人」。
封切当初は2位か3位くらいだったのに、あっという間に他の映画を置き去りに、
トップ街道をまっしぐら。
こういう映画が本物なんだろうなと思います。。
本物の、底力。
封切初日からサントラもパンフレットも売り切れ続出でした。
私もその魅力にはまった一人です。
まだ、映画は一度しか観ていないのですが、サントラを繰り返し聞いています。
冒頭の「OVERTURE」が流れるたびに、akkyと顔を見合わせため息。
「か~~っこいいねぇ・・・」
一度しか観ていないのに、どの曲も不思議にしっかりと記憶にきざまれています。
「OVERTURE」の素晴らしさはもちろんのこと、初々しい「THINK OF ME」、
美しい「ANGEL OF MUSIC」などなど。
しかしサントラで改めてその魅力を再認識したのが、「POINT OF NO RETURN」。
これはクライマックスで、舞台の上でファントムとクリスティーヌが歌う曲です。
もう引き返せない場所まできてしまった、と歌い上げる二人。
序盤のイノセントなクリスティーヌとはうってかわって、声に凄みが出てきます。
どうしようもなく惹かれ合い、闇におちていく二人。
それは、クリスティーヌの婚約者であるラウルですら涙してしまうほど、
誰も介入できない心の結びつきなのです。
善悪など関係なく、ただただ湧き上がってしまう情熱。
それに身をまかせる二人が何とも官能的な、名シーンです。
冒頭に挙げたリンクは、輸入版の2枚組。
台詞などがたくさん入っていて、映画の再現度が高いそうです。
ただ、輸入版ならではの紙ケースや、歌詞カードがないことがちょっとネック。
値段的にはとてもお買い得ですけど。
私が買ったのはこちら。(国内版)
↓
「オペラ座の怪人」 オリジナル・サウンドトラック
こちらはスッキリ一枚で、台詞はほとんど入っていません。
ナンバー中心にまとめられているので、
音楽として聴きたい方はこちらの方がむしろいいかと思います。
CDを入れ替える必要もないし。
ただし歌詞カードは「日本語訳」のみ・・・何故だ!!
まあ、とても聴き取りやすいので、いいんですけどね。
あと、オススメしたいのはこちら。
↓
オペラ座の怪人パーフェクトガイド
これもしばらくは売り切れ状態だったのですが、やっと手に入るみたいですね。
まるごと一冊「オペラ座の怪人」のムックです。
特典映像満載のDVD付きで、超充実の内容。
劇団四季の舞台についてもかなりのページを割いてあります。
写真集としても大満足の一冊でした。
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