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2004/10/24

「シークレット・ウインドウ」

johnny.jpg

今日、読み始めました、ジョニー・デップの伝記。
序盤から、日本では知られてないような面白いエピソードが出てきます♪
英語を読むならこういう動機が一番続くかもね、エミオのダーリンさん。

なんだっけ。そうそう、「シークレット・ウインドウ」。
これまた、ネタバレなしでレビューするのがとっても難しい作品です。
けど、もちろんネタバレはしませんよ~。

スティーブン・キング原作、ジョニー・デップ主演。
微妙ですね、なんとも。
40本以上映画化されているキングですが、B級と言われる作品の方が多いし、
ジョニーもB級大好きな役者ですから。(褒めてます)
どうだろ~、と期待半分、怖さ半分で観に行きました。

結論。
ジョニーはすごい。

映画自体、私は決してつまらないとは思いません。
キングの代表作くらいしか知らない私から見ると、すごく「キングっぽい」映画でした。
オチはわりとすぐに読めてしまうので、オチだけを求める人にはすすめません。
けれど、小道具の使い方なんかにキング特有の不気味さが感じられます。
ディテイルを味わえる人だったら、オチが読めても楽しめるんじゃないでしょうか。

舞台となる湖畔のログハウス、その周辺の自然の美しさ。
ログハウス内部のインテリア、ジョニーの着ているローブ。
その辺の雰囲気作りには、とても力を入れているのが感じられます。

けれど、何をおいても、この作品、
ジョニーの魅力、存在感が何よりのキーポイントです。
彼の存在がなかったら、商業映画になっていたかどうか怪しいくらいです。

彼は、一人の魅力的な人間を、いつでも自分の力で作り上げてしまう。

与えられた役にそのままなりきるカメレオン俳優、
ロバート・デ・ニーロ。
どんな役でも自分自身の色に染めてしまう、
スティーブ・マックイーンやジェームス・ディーン。

ジョニーはそのどちらとも違う。
結果的には後者に近いんだろうけれど、
毎回、別人の顔を見せてくれるところが、マックイーンやジミーとは違う。
毎回同じ「ジョニー・デップ」では、全然ない。
それでいて、ジョニーらしさは、ある。

脚本や原作から与えられる以上のディテイルを、最大限まで加味して、
架空の人物に命を吹き込む。

まさに魔術師です、ジョニー・デップ。

演技者としてのジョニーを観るなら、これは間違いなく非常に見応えのある作品。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」でも思いましたが、
最近の彼の飛躍ぶりは本当にすごいです。

「地球上で一番セクシーな男」に選ばれながら、
頭ボサボサでだらしのない、ダメ男として現れるジョニー。
その姿にまたまた、女性陣がやられてしまうのですから、たまりませんね。
不思議と、髪を整えて小奇麗にしているシーンより、
ボサボサ頭のシーンの方が素敵なのですよ。


おっと、なんの話だっけ。
そうそう、「シークレット・ウインドウ」。
ジョニー嫌いな人には辛いと思うので、やめといてください。
全編、出ずっぱりですから(^^ゞ

でも、ストーリー自体もそんなに悪くないですよ。
オチばっかり注目するのは、つまらない観方だと思います。もったいない。
じっくり考えると、やっぱり、なかなか怖いと思わせる話です。

「ミザリー」とシチュエーション的にとても似ていますが・・・
私は映画に関してだけ言えば、「シークレット・ウインドウ」の方が怖かったかな。
「ミザリー」は、ちょっとキャシー・ベイツがすごすぎて、コメディ入っちゃってました。
面白かったけど。
(原作は文句なしに怖かったです。布団にもぐって読みましたから。)
「シークレット・ウインドウ」の方が、感情移入しやすい分、怖かった。

私は、原作が読みたくなりました。
ラストが、全然違うみたいですけどね。

・・・って、ネットしてたら原作のラスト、読んでしまいました~(ノ_・。)
これだからインターネットも、良し悪しです。

最後に、私もとっても共感させてもらったレビューをご紹介→なんログ
そうそう、オチが全てじゃないのよね~と、勝手にうなずいてました。
ホラーは苦手でも、人間の狂気をあつかった怖い映画は大好きな私です。

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コメント

最近は映画館から遠のいて暮していますが
うっちーさんの日記を読んでわくわくしました
頑張ればもうすぐ解放されますから、いっぱい観たいな~
ジョニーはほんとうにいい男ですね
すごいハンサムなんだけれど格好つけないところも好きです

投稿: あけみ | 2004/10/26 06:09

>あけみさん
わくわくしてもらえるのは、何よりも嬉しいです。
2ヶ月も頑張ってきたのですから、修了したら
しばらくは頭を空っぽにして
映画漬けになるのもいいかもしれませんねo(^-^)o

ジョニー、あけみさんも好きですか。嬉しい♪
格好つけないところがいいんですよね。
男の色気は「無頓着」なところからにじみ出てくる気がします。

投稿: うっちー | 2004/10/26 09:45

そうそう、役によって全く違った雰囲気を出せる俳優はホントすごいよね~。同一人物に見えない、だからこそ役者の世界は面白い!と思ってしまう。

キャシー・ベイツもそういう女優さんだよね。

演技の巧い・下手はよくわからんエミオだけど、「エッ、この人、あの映画に出てた人なの???」っていう、驚きを感じさせる俳優はとっても好き。

だってさ、人間だからやっぱりギャップって大きな魅力ですもん。

タダでさえギャップの世界に生きている俳優さんには、大きなギャップを求めちゃうよ。

投稿: エミオ | 2004/10/26 12:24

>エミオ

そうだね~、ギャップの魅力、とてもよくわかる。
けど、日本の俳優はそれがすっごく希薄だと思うんだよね。
だから私は日本であんまり好きな俳優がいないし、
日本映画もあまり観ない。

なんていうか、男優はかっこよく、女優は美しく、
っていうのが基本にあるっていうのかな?
まあ、それはある意味正しいのかもしれないけど
みんながみんなそれじゃ、つまらないんだよね。

物語の登場人物は美男美女ばかりじゃないじゃない?

国仲涼子も平山あやも、最初の頃はいい雰囲気持ってたのに、
なんだかだんだん流行りの顔になってきちゃった。
超個人的見解だけど(^^ゞ
みんな似たような顔に見えます、最近。

ジョニーはアイドル時代は全然興味なかったのに、
年齢を重ねて本当にいい男になってるよなあ、と思う。
まさに生き様が顔に表れてるよね。

皺が魅力的な生き方、理想です。

投稿: うっちー | 2004/10/26 22:16

こんにちわ。ご紹介ありがとうございます!
私もうっちーさんのレビューみて「そうそう!そうなのよ」って
めちゃめちゃうなづいてました(笑)

ジョ二ーデップの癖と雰囲気のある演技で、すごい心理的に怖い作品に仕上がってますよね。&不気味な。
あの独特の雰囲気を出せる映画はすごいなーと思ってたんですけど
巷では「つまらない」評価ばかりで、うーん・・と思ってたんです。

共感するレビューにめぐり合えてうれしかったので、こちらにも
お邪魔しちゃいました(^^;また遊びにきます。

投稿: NAN | 2004/10/27 00:05

>NANさん

ご訪問、ありがとうございますo(^-^)o
共感していただけて私も嬉しいです。
ほんと、評価が低すぎますよね。
理由を見ると「オチがすぐわかる」。

4コマ漫画じゃないんだから~なんて
叫びたくなります。

まあ、人それぞれ好みがあるから仕方がないんですけど。
とにかく今回のジョニーの演技には唸らされました。
ラスト、思い出すだけでゾクゾクします。

是非、また遊びに来てくださいね。
私も行きますので(^-^)/

投稿: うっちー | 2004/10/27 23:28

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「シークレット・ウインドウ」見ました。 以下感想です。 こういうミステリーサスペンス系の映画って、前も書いたけど普段あまり見ないんですよ。 でも、面白かった! あまりエグいシーンとかグロいシーンもなかったので、私みたいにそういう描写が苦手な人でも見れると思います。 ストーリーも意外性があって面白かった。 内容的にも結構混乱しそうなところをうまくまとめてましたね。 ものすごい勢いで恐怖を煽る、というのではなく、ジワジワと真綿で首を絞める感じ?違うか。 でも、日本のホラーと感... [続きを読む]

受信: 2006/02/04 23:59

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