「スウィングガールズ」♪
「ウォーターボーイズ」の二番煎じですか~。
またフジでドラマ化ですか~、とひねくれた気持ちで宣伝を観ていた私。
しかしジャズの魅力には抗えなかった・・・
映画の日だしとということで、残業の後、
おにぎりをほおばりながら観て来ました!!
以下、多少ネタバレありです。
いやあ、良かったです。
やっぱり、ジャズは最高です。
ガールズもとっても生き生きしていて、観ていて楽しい。
演奏は、プロに比べたら拙くとも、勢いがあって、
何よりもジャズを楽しんでいるのが心底伝わってきます。
ストーリー云々よりも、ジャズって良いよね、音楽って良いよね、
という映画だと思います。
ビートルズよろしく交差点を渡りながら、
「これってジャズ?」
「違うべ」
・・・・・・「ジャズになったぁ!!」
と始まる一連のシーンが、とても好きでした。
ジャズへの、目覚めのシーン。
小さなミュージカルがそこにはありました。
他にもいろいろ映画的なシーンは多く、
たとえば川をはさんでピアノとサックスを吹くシーンなんかは、
2人の気持ちを音楽に語らせるだけではなく、
映画的な絵として、とても好き。
なんであんなとこでピアノ弾いてるんだとか、
なんでいきなり参加した仲間が上達してるんだとか、
そういった細かいところを吹き飛ばす勢いがこの映画にはあって、
それがとても、ミュージカル映画に似ています。
映画の基本、省略の技術。
それが思い切り発揮されていました。
だから、ストーリー性よりも、こちらも勢いで観た方が良いです。
音楽を、ジャズを、楽しんで。
ちなみに、映画の中の電子ピアノが私と同じ型でした(^-^;)
楽器はみんなYAMAHAだったのかな?スクールもそうだったし。
これを観て管楽器をやりたくなったのは私だけじゃないはず・・・
と思ったら、となりでakkyが「サックスやりた~い」と言ってました。
あなた、ピアノもギターも3日と続かなかったくせに・・・(ノ_・。)
でも、いいね、それ。
ビッグ・バンド・ジャズならぬビッグ・ファミリー・ジャズ、作りたいなって言ったら、
「野球チーム作れるほど子供を産むって言うのは聞いたことあるけど
それは聞いたことないなあ」と、akky。
心なしか嬉しそうでした(笑)。気のせいかしら。
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