最近のトレンドって?
トレンドなんて言葉には縁のないマイペースな私ですが、最近すごく気になっていることがあります。通勤電車で毎朝見かける中学生が髪の毛を二つに結んでいるのですが、それをゴムではなく、針金をビニールコーティングしたようなもの(よくコードを束ねてあったりするもの)で止めているのですよ。私は、髪の毛を結ぶといえばゴムしか知らなかったので「変わった子だなあ・・・」と毎朝眺めておりました。
そうしたらなんと!!後日、同じようにしている子を二人も見かけました。これはもう、変わっているではすまされませんよね。はやっているのか、常識なのか。気になって仕方ありません。分かる方いたら教えて下さい。
さてさて、今週も終わり・・・と言いたいのですが私は明日も仕事です(T_T)ま、それはおいといて、今週はエッセイを3冊も読みました。すっかり小説離れしている今日この頃。「白い巨塔」も買ってあるのに。
一冊目は「寿司屋のかみさん、エッセイストになる」佐川芳枝著、講談社文庫。タイトルどおりの内容です。正統派のエッセイ。寿司屋の裏話もいろいろ載っていて、なかなか面白かったです。作家になりたい人にオススメ。
二冊目は「作家の花道」室井祐月著、集英社文庫。著者がいかにして作家になったか、その苦労が綴られています。のりがよく面白いと言えば面白いのですが、何しろ下品すぎるのがちょっと(^^ゞ ま、狙いなんでしょうけど。そしてその中で名前が出てきて、久々に読みたくなって買ったのが・・・
三冊目、「熱血ポンちゃんが来りて笛を吹く」山田詠美著、講談社文庫。私は詠美さんが大好きで、ほとんどの作品を読んでいます。この熱血ポンちゃんは長ーく続いている人気シリーズで、詠美さんと愉快な仲間達の日常が綴られているもの。ポンちゃんとは詠美さんのあだ名。本当にこの人は、ユニークな毎日を過ごしていて、読んでいて飽きません。久々に読んであらためて気付いたのは、私はこの人の人情に厚いところや美学を貫いているところに非常に惹かれてるんだな、ということ。作家としてより、まず人間的に惹かれるものがある。
美学を貫いて毎日を精一杯楽しむ姿勢は心から見習いたいと思います。そういえば、及川光博も美学を貫いている人ですね。私もポリシーは失わないように、がんばろーっと。
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