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2003年7月の記事

2003/07/25

そして沖縄へ・・・

下の日記の続きですが、今月は毎週チャップリンの特集を観に劇場に通っていました。あさってがラストになります。「ライムライト」。先週末は、久々にチャップリンの伝記映画「チャーリー」を見直し、それがまた私の「勉強しよう」という思いに火をつけました。

イギリスからアメリカに渡り、映画というものに出会ってアメリカで生きることを決めたチャップリン。このフットワークの軽さは日本人にはなかなか見られないものです。やはりそこには言葉の壁があることは否めないと思います。会社の人と話していても「海外は行ってみたいけど、言葉がね・・・」と言う人もいるし「行けば行ったでどうにかなるもんだよ」と言う人もいる。でも私は行くなら思う存分満喫したい。どうにか用は足せる、くらいの会話ではもったいない気がする。壁は低ければ低いほどいい、と思いました。

というわけで仕事と勉強で頭がいっぱいの日々ですが、ちょっと何も考えないでのんびりしたい・・・と思い沖縄旅行を計画中です。9月中ごろから、4泊5日。去年も同じようなことを思って函館に行ったっけ・・・でも2泊だったので今年は倍だ~!!さっそくるるぶを買って美しい写真を眺めながら、もう心は沖縄にとんでいます。そうすると毎日わくわくし始めるから私って単純で安上がりです。

ダイビングとかイベントはなくていい。何も考えず自然に囲まれてのんびりするのが私は大好きなんです。そんな時間が普段全然ない方が問題なのか・・・でも、ないですよね、きっと多くの人は。こういうのってすごく贅沢な時間だとつくづく思います。

というわけで9月まではわくわくして過ごせそうなのですが、そのあと社会復帰できるかどうかが問題だ・・・(^-^)゛

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悩んでいても仕方がない!!

とりあえず動くことから始めようと、英語の勉強に本腰を入れています。このところ多読以外に何もしていなかったので英語力がかなり落ちていることは間違いない。ということでまず文法書を一冊読み終えました。次は「ALL IN ONE」にとりかかる予定。そして並行して映像翻訳の演習本。9月のTOEICも申し込んでいます。怖いですけど。

ある程度力がついてきたら映像翻訳の学校に通うことも考えるかもしれません。この勉強がただの趣味で終わるかもしれません(そうしたくはないけれど)。でも全ての入り口は映画だったんだと、改めて気付かせてくれたのは「シカゴ」でした。既に8回行きましたが、CDも何度も聞いて、台詞や歌詞もかなり覚え、昔映画に出会って夢中になった頃の記憶が蘇ってきたのです。中学の頃から「字幕の作り方」なんて本をすりきれるまで読んでいたことや、いつかきっとこの足でハリウッドの地に立ってみたいと思ったことなどを。

そこから少しずつそれて、今できること=シナリオの勉強をしていたわけですが、英語の方はさっぱりで、ブロードウェーで生の舞台を見たい!!と思っても言葉が出来ないんじゃ存分に楽しめないな・・・などという状況になってしまっていました。悔しい。英語はただの手段でしかないわけですが、手段が増えるだけでどれだけ世界が広がることか。読みたい本もたくさんあるし、できるなら原書で読みたいし。

シナリオの勉強をまったくやめるわけじゃありません。興味があることはそう簡単に消えるものでもないし。ただ、アメリカにはまた全然違ったシナリオのノウハウがあることも事実。翻訳本はいくつか読みましたが、現地でそれを見てみたいという思いもあります。シナリオの勉強をしながらも、ずっと翻訳の雑誌や本も買い続けていた私ですから、同じような状況が続いていくのだろうと思います。ただ、ちょっと重点の置き方が変わるかな。今は転職が頭にあるので。

映画、そして英語、私がずっと興味を持ち続けてきたこの二つがどう結びついていくのかはわかりませんが、とりあえず少しでも若いうちに、語学の方に重点をおいてみようと思っています。そして数年のうちに必ず海外に行ってみたい。文化の違いを肌で感じたい。今はそんな思いでいっぱいです。

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2003/07/16

ストレスが・・・(愚痴です)

なんだか5月あたりの日記を読み返すと、パワーがみなぎっていて我ながら信じられません。

最近の私は、かなり会社でのストレスがたまり、毎日ぴりぴりしています(-_-;) 同僚の不当解雇が私に火を付けてしまったみたい。規模の大きな会社だけに、女はなめられているようで。前からそれはありましたが、拍車がかかってきている気がする。考え方のすごく古い会社です。上司は全て男だし。社員は女が多いのに。あんまり書くとまずいかな・・・

キレそうになる日々が続いていて、神経がまいりそうです。というわけで転職ばかり考えています。そうなると現実的な方向=手に職、ということを考えてしまいますね。それで前から興味のあった翻訳を勉強してみようかという発想に・・・。

手に職・・・一応今やっている仕事も専門職なので経験を生かしたほうがお給料もいいのだろうけど、一生やりたくて選んだ仕事ではなかったのです。シナリオの勉強が一番にあったし。でもそんな心の余裕が今、ありません。現実を見なければ・・・という日々が続いています。

HPもちょっと変えないといけないですね、この分では。見てる人はほとんどいないだろうけれど・・・

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2003/07/15

ドライブインシアター、そしてチャップリン

またまた行って参りました「シカゴ」。土曜出勤の夜に・・・6回目かな?だんだん上映劇場も減ってきて、今回はドライブインシアターへ。実はドライブインシアターが初めてで、どんなものかなあ、とわくわくしていました。感想は・・・思ったより快適。ラジオで音声を受信するというからノイズとか入るかと思ったけれど、全然そんなこともなく。ただ、やはり画面は小さい・・・というか遠く感じますね。じっくり観たい映画にはむかないかも。でも「シカゴ」の場合は口ずさんだり踊ったり、拍手したり思いっきり出来て快感でした。今週も行ってしまうかもしれません。しかし、雨の日はワイパーを使って見るそうですね。それは嫌だ・・・

翌日曜日はチャップリンへ。これは毎週通って、残りは全て観たいと思っています。今回は「担え銃」「独裁者」。製作年度は離れているけど、組み合わせの妙を感じました。どちらも戦争シーンがありますが、その描き方の違うこと。「独裁者」は全篇に怒りがにじみ出ていますからね。何度観ても、いや観るごとにすごいなあ、と思わされます。あの時代にこれを作ってしまったということが、もう尊敬の域を超えています。

何度も観た映画でも、映画館で観るとまた全然違った力を持ちますね。今はホームシアターが当たり前の時代ですが、映画館に行くとやっぱり、この空間は違うと思わされます。私も当然、いずれはホームシアターなんか欲しいなあと思っているわけですが、映画館に行かなくなるということは決して、ないでしょう。

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2003/07/12

SSS多読法、久々に再開

私の趣味の大きな部分を占めるものに読書があります。一日一冊文庫本を読むほどの読書好き。和書だけでは飽き足らず、ペーパーバックもスラスラ読めるようになりたいなあ、なんて思っていました。

それで去年、趣味の一つとして始めた、洋書の多読。すごく簡単なものから、少しずつレベルを上げていって100万語読んだ頃には易しいペーパーバックなら読めるようになる、というSSS方式というものを文庫本で知って、去年からぼちぼちやっていました。全然特別な方式ではなく基本的なことなのですが、SSSはレベル別に洋書を紹介してくれていてありがたいです。(http://www.seg.co.jp/sss/)

しばらくさぼっていましたが、久々に洋書を開いてみました。3冊くらい読んで、だいぶ勘が戻ってきた感じです。現在40万語ほど。訳しながら読む癖が抜けて読書を楽しめるのがいいところ。

たくさん英語を読みながら、中学校の頃、本気で字幕翻訳者になりたいと思っていたことを思い出しました。戸田奈津子さんに憧れてましたねえ。そのころから、字幕界の第一人者、清水俊二さんの本なども熱心に読んでいて、字幕の難しさや奥深さに惹きつけられました。ただ劇場映画の字幕の需要の少なさを知り、諦めたという経緯がありました。

現在、衛星チャンネルなどがかなり増え、映像翻訳者ということであれば需要は増えたなあ・・・などと考えたりする自分もいます(^-^;)
最近、揺れてばかりです。

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2003/07/09

更新滞っていてすみません

最近、いろいろと考えるところがあり、なかなかHPに手がつけられません。見てくださっている方、すみません。30才を目前にしたあせり?なのかわかりませんが、これから先のことに思いふける時間が多いです。

有楽町で今、チャップリンの特集を週替りでやっています。先週観たのは「サーカス」「街の灯」。映画のよさは言わずもがな、なにより名画座というのはファンの反応がいいですね。気持ちいいくらい、笑い、反応する。私の隣が小さな子供づれだったのですが、子供も大人も同じところで大笑いする。そんな、最近では見られない光景を見て、私は大きな感銘を受けてしまいました。

「私の理想とする映画は、例えばチャップリン」と言った時に、「そんなマニアックな映画は・・・云々」と言った知人がいましたが、それはとんでもない無知というもの。おそらく「古い=マニアック」という図式なのでしょうが、見てもいないのにそういう発言は控えて欲しいものです。若い世代の方だと見ていない方も多いと思いますが、是非みておくべき。あんなにわかりやすくて、面白くて、それでいて深いテーマを抱えている映画は他にないです。エンターテインメントの王道です。

そもそも私がシナリオの勉強を始めたのは、映画が大好きだったから。しかし、実際今の日本の映画界には惹かれるものがないわけで・・・仲間に入りたいと、切実に思っていない自分を発見してしまい・・・そもそも洋画ばかり見ていましたしね。今もそれは変わらない。実際、シナリオの勉強をしていても映画界にはほど遠いわけです。今、日本はテレビドラマ中心ですから。

もちろん、それらは現状なだけですから、変えていけるわけですが、名画座通いを通して、考え込んでしまったわけですね。私が本当に望んでいるのは何なのだろうと。自分に「日本の映画界を変えていくぞ」というほどの情熱や能力があるかというと、ない気がするのです。負け犬発言でしょうか、これは。でも、映画が好きでとにかく映画のそばにいたい、というなら他にもいろいろ方法はあるわけです。

まあ、いろいろ悩みつつもしばらく勉強は続けていきます。やれるだけのことはやって、その上で悩んでいきたいと思います。30才までには生きる方向性を定めたい・・・ような思いがあるのは否定できません(^-^;)

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