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2003年6月の記事

2003/06/30

はい、5回目ですo(^-^)o そして名画座へ・・・

またまた土曜日は「シカゴ」でした。もうほぼ歌詞も覚えてしまい、声を出さずに口ずさみながら客席でこっそり踊ってます。いやあ、まだまだ飽きない。映画館で見れるうちに見ておくぞ~。

そして日曜日は、渋谷の東急文化会館へ。今月いっぱいで閉館ということで、名画座が1週間だけ復活していたんですね。本当は今日、最終日の「ニュー・シネマ・パラダイス」に行きたかったのですが仕事はちょっと休めなかったので・・・昨日、行ってまいりました。「大脱走」。ビデオでは何度も観ている往年の名作。映画はもちろん、面白かった。ほんと、名作には名作と呼ばれるだけのものがある。

でも、それ以上に胸を打たれたのが、「映画を愛する人々」との時間の共有。名画座ということもあって年輩の方が多く、昼過ぎには夜の分までチケットが完売していて立見も売切れだったのですが・・・

足を踏み入れると壁一面に映画館へのメッセージが。「今までどうもありがとう」「たくさんの思い出をありがとう」そんな言葉が見渡す限り、マジックで書かれていて。座席は今のように段差などなく、前の人の頭が邪魔になる作り(笑)。私が高校時代に通った映画館もそんなところでした。あと一日で取り壊しになる、46年続いた古い映画館。そこに思い出のあるであろう年輩の人々がぞくぞく集まり、BGMは「ニュー・シネマ・パラダイス」。これに涙せずして何に泣く!という状況で、全く困ってしまいましたね。上映前から泣いてる私って・・・この建物にも一回しか入ったことないくせに・・・

映画が始まると大きな拍手、口笛、掛け声が飛び交って。映画の中でも笑うところはみんなが大声で笑う。中には、先を読んでしまってシーンが変わる前に「くるぞ~」って感じで笑ってしまう人もいる。そして上映後はまた、大きな拍手。

ほんとに幸せな時間だった。映画が大衆の唯一の娯楽で、皆が胸おどらせて映画館に通っていた古きよき時代って、まさにこんな感じだったんだろうなあと思いました。そして私ってほんとに映画が好きなんだ・・・と再確認。映画館で観る映画、見知らぬ人たちと共有するあの空間が好きなんだ、と。映画に関わっていたくていろいろ探してきたけど、映画館の係員でも私はすごく幸せかもしれない、と思えた一日でした。

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2003/06/23

CHICAGO・来日公演その2

字数を超えてしまったのでちょっと追加。

ロブ・マーシャル監督は、舞台との差別化をはかろうと振り付けを全部変えたり、ヴェルマとロキシーの金髪・黒髪を逆にしたりといろいろ試みているわけですが、舞台を観ると細かなエッセンスはかなり舞台に忠実に取り入れていたりします。

観た人しかわかりませんが、ロキシーが旦那を撃った瞬間の
「Whoopee!」「Hotcha!」
ロキシーが子供ができたと言ったときのヴェルマの
「Ssssshit!」
ヴェルマが「I CAN'T DO IT ALONE」を演ったときのロキシーの
「Boooooo!」
同じナンバーでヴェルマがラストの振りに入る前に十字を切るところとか。

まあ、あげていったらきりがないのですが、舞台のファンにも楽しめる要素がたくさんあったことと思われます。全く別物にするのではなく、舞台に対する深い愛情も感じられるなあ、と思いました。その辺のさじ加減が、絶妙でした。

そしてやはり、人間社会への痛烈な皮肉。人間の闇の部分にスポットライトをあてる。それがあっての「シカゴ」なのだと、舞台を観て強く感じましたね。唯一無実なのに唯一死刑になってしまう、言葉の通じないカタリンの演出なんかは映画はかなり良かったと思います。(タンゴの白い布、気付きましたか?)あれを観て「戸田奈津子、訳せよ」とか言ってる馬鹿者もいましたが。

映画「シカゴ」は都内なら8月までロングランが決定しましたし、8月には来日追加公演が2日間だけあります(私はもう買いました(^^ゞ )。観れる方は、是非観てみてほしい、オススメの作品です。比較するとさらに面白いと思います。

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CHICAGO・来日公演

土曜日にまた映画「シカゴ」を観に行き、日曜日はブロードウェイ来日公演のマチネへ。もう止まりません。なぜこの作品はここまで魅力があるのだろう?そんな思いにとらわれている感じです。リピーターが異様に多い。私もその一人。正直言って、あまりにも映画が気に入っているので舞台に行くのは不安もありました。

映画「シカゴ」を観て「舞台をそのまま映画にしたみたいだね」(注:舞台は観ていない)という人がいたのですが、そんなばかな!!と思ったものでした。あの映画は、映画ならではのテクニックを駆使して作られている。だからこそあれだけかっこよくて気持ちよく楽しめるのだと思います。音楽にのせて現実と妄想の間をスピーディーなカットの切り替えでつないでいく、その快感、かっこよさ。あれは舞台では絶対に無理。だからこそ、この目で確かめたかったのです。一体、舞台はどう魅せるのか。

さて、舞台はと言えば、もう映画とは全く別物。とっても楽しい、インタラクティブな舞台でした。笑いの要素が映画よりはるかに強く、客席ではみんなで手拍子をしたりして。ヴェルマのキャラクターも映画のようにクールではなく、むしろ全編やぶれかぶれな感じで面白かったです。エイモスなんて、完璧なピエロ役。笑いをとろうと必死な感じ。

映画のようなゴージャス感もなく、とてもシンプル。ど真ん中にオケピがあり、舞台全体が金色の枠で囲まれている中で、衣裳は全て黒一色。それがすごくスタイリッシュに感じました。(映画のゴージャス感はあれで好き)キャラの状況の細かな設定も、舞台ではほとんど出てきません。映画の中のミュージカル・ナンバー以外のドラマ部分はほとんどが脚本家の力によって肉付けされたものです。さらに、ミュージカル部分も、振り付けが全て変えられているのは有名な話ですが、「セル・ブロック・タンゴ」の映画版アレンジなんかは舞台とは全く異なった素晴らしい演出だったんだと改めて発見。それぞれの曲のアレンジはあまり変わっていませんが、歌い手によってここまで印象が変わるものかと。それだけ、キャサリンもレニーも強烈な個性を打ち出していました。

いろんな発見があって、舞台と映画のそれぞれの個性と素晴らしさを再確認できました。有意義な週末でした(^-^)゛

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2003/06/16

CHICAGO 3回目!!

いやー、こんなにはまったのも久々です。しびれます。来週も行きたいなあ、来日公演も行きたいなあ、と今チケットを手に入れるために奔走中。何度観ても全く飽きない、退屈する場面がない。今はもう客席で踊ってますね、かなり(^^ゞ 毎日でもいきたーい!!という感じです。DVDが出たらすごい勢いでリピートしてしまいそうです。サントラはもう当然、毎日かけっぱなし。シカゴ最高!!

話はめちゃくちゃなんですけどね。いや、リアリティがないとかそういう意味ではなく、まあすごく単純にいっちゃえば、善人はみな不幸になって悪が勝つ!!みたいな感じですから。ある意味リアリティはありすぎるほど。実際、似たような実話が存在するらしいです。ブラックな話です、かなり。でも基本的にコメディで、しかもミュージカルなので、とにかく楽しい。歌も踊りもかっこいい。何度も観ていると小ネタもいろいろ発見できて、なかなか深いなあ、と感心することしきり。もう終わっているところも多いかと思いますが、観れる方は是非!!劇場で観ていただきたい映画です。私は上映が続く限り、毎週末行ってしまいそうな勢いです。あの悪女二人を見ながらいとおしく思ってしまう私はおかしいのでしょうか?男性には非難されそうだ・・・

そうそう、レンタルで観た「ビューティフル・マインド」がとても面白かったです。実話ものということで結構、シリアスで重い物を想像して敬遠している人がいたら、もったいない!!予想を大きく裏切られる、素晴らしい娯楽作でした。サスペンスあり、ミステリーあり、ロマンスあり。テンポもすごくよくて、楽しめました。そして、考えさせられる部分も多々あります。オススメです。

気付いたら私、かなり日記さぼってましたね。毎日欠かさず残業の超忙しい時期でした。それもおそらく来週くらいで一段落・・・のはずですが。その中でも週3~4日はジムに行き、週4本ビデオを観て、週末には映画館に行くという妙に頑張りすぎな毎日でした。でもHPの方はおろそかになってしまい・・・欲張りすぎはよくないな。ああ、課題も進んでいない・・・

今週末もシカゴの舞台と、劇場とであっという間に終わってしまいそう。あ、あと学生時代のOB飲み会があるんだった。楽しみ♪みっちーのツアーがやっと終わったと思ったら今度はシカゴ漬け・・・つくづく、はまるとすごい性格です(^-^)゛

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