はい、5回目ですo(^-^)o そして名画座へ・・・
またまた土曜日は「シカゴ」でした。もうほぼ歌詞も覚えてしまい、声を出さずに口ずさみながら客席でこっそり踊ってます。いやあ、まだまだ飽きない。映画館で見れるうちに見ておくぞ~。
そして日曜日は、渋谷の東急文化会館へ。今月いっぱいで閉館ということで、名画座が1週間だけ復活していたんですね。本当は今日、最終日の「ニュー・シネマ・パラダイス」に行きたかったのですが仕事はちょっと休めなかったので・・・昨日、行ってまいりました。「大脱走」。ビデオでは何度も観ている往年の名作。映画はもちろん、面白かった。ほんと、名作には名作と呼ばれるだけのものがある。
でも、それ以上に胸を打たれたのが、「映画を愛する人々」との時間の共有。名画座ということもあって年輩の方が多く、昼過ぎには夜の分までチケットが完売していて立見も売切れだったのですが・・・
足を踏み入れると壁一面に映画館へのメッセージが。「今までどうもありがとう」「たくさんの思い出をありがとう」そんな言葉が見渡す限り、マジックで書かれていて。座席は今のように段差などなく、前の人の頭が邪魔になる作り(笑)。私が高校時代に通った映画館もそんなところでした。あと一日で取り壊しになる、46年続いた古い映画館。そこに思い出のあるであろう年輩の人々がぞくぞく集まり、BGMは「ニュー・シネマ・パラダイス」。これに涙せずして何に泣く!という状況で、全く困ってしまいましたね。上映前から泣いてる私って・・・この建物にも一回しか入ったことないくせに・・・
映画が始まると大きな拍手、口笛、掛け声が飛び交って。映画の中でも笑うところはみんなが大声で笑う。中には、先を読んでしまってシーンが変わる前に「くるぞ~」って感じで笑ってしまう人もいる。そして上映後はまた、大きな拍手。
ほんとに幸せな時間だった。映画が大衆の唯一の娯楽で、皆が胸おどらせて映画館に通っていた古きよき時代って、まさにこんな感じだったんだろうなあと思いました。そして私ってほんとに映画が好きなんだ・・・と再確認。映画館で観る映画、見知らぬ人たちと共有するあの空間が好きなんだ、と。映画に関わっていたくていろいろ探してきたけど、映画館の係員でも私はすごく幸せかもしれない、と思えた一日でした。
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