2013/06/24

ブログを引っ越します

突然ですが、ブログを引っ越します。
細々と長い間つづけてきた日記ですが
ここらで一度リセットしたくなりました。

新しいブログは以下のとおりです。
タイトルとか適当なので、すぐ変わる可能性も…(汗)
My Favorite Things and Places

なかなか更新できない日々が続いていたので
今後もどうなるか分かりませんが、取り急ぎご連絡まで。
ブックマークなどしてくださっていた方は
変更していただけると幸いです。

Bloggerは以前より使い勝手がよくなっているようで
ちょっと楽しみです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2013/01/08

新年を迎えて

新年のご挨拶が遅くなりました。
ご訪問くださったり、メールをくださったりする皆様、
いつもありがとうございます。
超マイペース日記ですが、今年もよろしくお願いいたします。

昨年後半はいろいろと書きたいこともあったのですが
何かと慌ただしく、そのまま過ぎてしまいました。
大変なこともあったけれど、
京都や福岡に足をのばしたり、宮島で登山したり、
楽しい思い出もできた半年でした。
せっかくなので、こちらに住んでいるうちに
西日本のいろんなところをもう少し回ってみたいです。

その中でもずっと考えていたのが大学院の受験でした。
広島大学では、過去の経験と東日本大震災をうけて
「放射線災害復興学」というプログラムが立ち上がっています。
除染実習やリスクコミュニケーションの演習、
福島やチェルノブイリでのフィールドワークなどもあり
内容的には私がまさに今学びたいものでした。
授業やレポートは全て英語、米国での短期語学研修もあります。

仕事の合間に関連する書籍を読みつつ、受験について調べ、
説明会にも参加して、後日教授の研究室へお邪魔したり…
いろいろとお話を聞いた上で、思っていたのと違う部分もあり
私には今は無理だなという結論にいたりました。

けれど、とても有意義で魅力的なプログラムです。
意外に知られていないようなのですが、
お若い方などは特に、興味があれば覗いてみてください。

広島大学「放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム」

このことを考えている過程で
あらためて、今の自分の軸は仕事なのだなと気づきました。
5年間、仕事を完全に離れる…というのはちょっと想像ができず。
両立できるほど甘いカリキュラムではないようです。

(広島大学へ向かうバスの中から。
東広島はすっかり雪景色で別世界でした)

Higashihiroshima


仕事のほうは、最近は英訳がメインになってきており
指名していただけるようにもなりました。
少しずつ広がり、さらに面白くなっているところなので
またカメの歩みでも前進していきたいと思います。
いつか、放射線関連などの仕事でも
役に立てるようになれたらな、という淡い思いもあり
今はやはり実務系の翻訳に興味が向いていますね。
映像翻訳も、条件が合えばお引き受けしていますが。


学びたいこと、自分にできること、
できるようになりたいこと、仕事の方向性…
いろいろ考え始めるとキリがないのですが、
やりたいことをやりつつ学びつつ、考えていけたらと思います。

今年の抱負は特に立てておらず。
あえて言うなら、
仕事以外の部分をもう少し充実させられたらいいなと。
以前から考えていた陶芸や、絵、ピアノなど
やりたいことはいくらでもあるのですが
ありすぎて困っています(^-^;)
もちろん、読書も忘れず。

仕事とはまったく関係のない時間も
大切だなと思う今日この頃です。
それが知らぬ間に仕事の幅を広げることもあるのではないかと。

昔沖縄によく行っていた頃は、音楽が生まれる土地だ♪ と感じ、
青森で雪の中、津軽海峡を眺めた時は
文学が生まれる土地だわ…と感じました。
狭い日本でも、土地に流れる空気は全然違うものですね。

広島は、なんだか絵を描きたくなる街です。

年末に、一年のことをいろいろと思い出しながらも
言葉にならずスケッチした一枚。
いつか、しっかり描けたらいいな。

Genbakudome

年末にもひとつ、ブログを通して嬉しいご縁ができましたが
今年もいろんな方とお会いできたらと思います。

ではでは、良い一年になりますように(^ ^)

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2012/11/17

風の笛

昔ほど、新譜やアーティスト情報を追いかけることもなくなったけれど
それでもやっぱり、音楽ってふしぎな力があるなと思う瞬間があります。

今まで何度か、遠くの友達が曲を贈ってくれたことがありました。
それは、自分で編集したCDだったり
youtubeのリンクだったり、iTunesのギフトだったり。
どうしようもなく落ち込んだときでも、
そんな曲を聴くと元気になれたりする。
ありがとうーと心の中でつぶやきつつ^^

どの曲も、時々そっととりだす宝物です。

* * * * *

先日は、広島の友人に誘われて
ノラ・ジョーンズのコンサートに行ってきました。
アルバム一枚しか持っていないくらいの私でも
どっぷり浸れてしまう素晴らしいライブでした。
やっぱり、こういう心の栄養は大切だなーとしみじみ。

一緒にいった彼女はデビュー当時からのファンだそうで
いろんな想いがあふれてくるのが伝わってきました。

私はこの曲がお気に入りに♪ かっこよかったー
Sinkin' Soon

* * * * *

そしてノラ・ジョーンズの会場で
来週、中島みゆきのコンサートがあることを知りました。
高校の頃からファンで、いつか生で聴きたいと思いつつ
いつもチケット争奪戦に敗れていて。

なんとかして行きたい…!
もちろん完売していましたが、どうにかチケット入手。

そして久々に新譜「常夜灯」をチェックしてみたら
何とも味わいが変わっていて…
試聴しただけで涙が出そうでした。
すぐにアルバムを購入。

中でも「風の笛」が心に沁みます。
みゆきさんらしい、優しいエール。


「言いたいことを言えば傷つく
大切なすべてが傷つく

言葉に出せば 通じることもある
言葉に出せば こじれることもある

黙るよりほか思いつかず
決めたんなら それもいいだろう

言葉に出せない想いのために
おまえに渡そう 風の笛
言葉に出せない想いのかわりに
ささやかに吹け 風の笛」


今まで友達が贈ってくれた曲たちは、
この風の笛みたいなものかもしれないなーなんて
ぼんやり思いました。


「リラの花咲く頃」も涙が出てきます。
祖国を離れて、思いを残して咲くリラの花。

「見上げれば 空の色さえも馴染みなき異郷にあって」
「それでも 時が来れば花は香る」


そして続く「倒木の敗者復活戦」

「泣き慣れた者は強かろう」
「傷から芽を出せ 倒木の復活戦」

この曲の力強さもみゆきさんならでは。
東北、に聞こえてしまったんですよね最初。

アルバムに震災へのメッセージをこめたのか、と質問されて
はっきり言葉にしなくとも想いがこもらないはずはないですよね、と。
みゆきさん、そんなことを語っていたそうです。


「ピアニシモ」という曲に象徴されるとおり、
全体的に、語りかけるような優しい曲が多い。
声を張り上げなければ何も届かない、と思っていた「私」が
ピアニシモで歌うことで初めて聴こえたものがある、と。

長い年月を経て変化してきたみゆきさんの姿が
鮮やかに見えるような一枚でした。


死ぬまでに一度は、と願っていたみゆきライブ。
最初から最後まで泣き通しなの間違いないなー(^-^;)
アルバム聴くだけでこれだもの…

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